Minori Chihara Live Tour 2010 〜Sing All Love〜

Minori Chihara Live Tour 2010 〜Sing All Love〜

『Minori Chihara Live Tour 2010 〜Sing All Love〜』は、声優・歌手として活躍する茅原実里が2010年に行ったライブツアー、およびその模様を収録した映像作品と写真集です。2010年4月10日から5月30日まで全国各地で開催され、追加公演として日本武道館での公演が行われました。

映像作品（DVD/Blu-ray Disc）

概要

2010年5月30日に日本武道館で行われた追加公演の模様を収録。ライブ本編に加え、メイキング映像やオーディオコメンタリー（Blu-ray Discのみ）が収録されています。茅原自身とプロデューサー、マネージャーによるコメンタリーは、ファン必聴の内容です。

発売を記念して、AKIHABARAゲーマーズ本店では衣装やパネルの展示会が開催され、実際にライブで使用された衣装が展示されました。茅原自身も、衣装に添えられた手書きの曲紹介に感激したと語っています。

オリコンデイリー音楽DVDチャートで8位、週間音楽DVDチャートで10位を獲得し、自身初のライブビデオTOP10入りを果たしました。

収録内容

Disc 1：ライブ本編
Disc 2：メイキング映像
特典映像：Backstage at the Budokan（DVD/Blu-ray共通）、5.1chサラウンド、オーディオコメンタリー（Blu-ray Discのみ）

写真集

概要

当初は2010年10月27日に発売予定でしたが、印刷工程のトラブルにより11月3日に延期されました。

2010年5月30日の日本武道館公演の模様を中心に、舞台裏やリハーサル風景などを収録。茅原実里のデビューから当時までの年表も掲載されています。

B4サイズの大型判型を採用し、ライブ当日の臨場感を伝えることを重視した作りとなっています。

ライブツアー

概要

2010年1月1日に開催が発表されたライブツアー。茅原は「ありのままの自分で勝負していく」という意識で臨んだと語っています。当初は14公演の予定でしたが、公開録音にて日本武道館での追加公演が発表されました。

茅原チームにとって、日本武道館でのライブは目標の一つであり、念願のステージとなりました。

ツアー初のツアートラックが全国の会場周辺を走り、ライブグッズとしてミニカーも製作されました。

当日のステージ

「Final Moratorium」のインストが流れる中、赤いドレスをまとった茅原が登場し、「武道館行くぜー！」という叫びでライブがスタート。「Paradise Lost」「Flame」と続き、最初のMCへ。

その後、白と水色を基調としたドレスに着替え、「Falling heaven's now」「Love Medicine*」「tea for two」を披露。バンドメンバー紹介を挟み、劇場版『涼宮ハルヒの消失』での長門有希のラストシーンに込めた想いを語りました。

「優しい忘却」は、ア・カペラバージョンからバンド演奏へと切り替わる演出で披露。追加公演以外の公演で歌唱されていた「純白サンクチュアリィ」の代わりに、「雪、無音、窓辺にて。」が歌唱され、初のキャラクターソング披露となりました。

紫のロングドレスに着替えた茅原は、「孤独の結晶」「雨音のベール」を歌唱。「サクラピアス」「PRECIOUS ONE」のMCでは、紫の衣装へのこだわりを語りました。

「Lush march!!」のインスト後、ミニスカート衣装で登場し、フラッグを使ったパフォーマンスを披露。メドレーコーナーでは、全ツアーで歌唱したメドレー曲9曲を披露しました。

黒を基調とした衣装に着替えた後、「animand〜agitato」を歌唱。観客とのコールアンドレスポンスを挟み、「君がくれたあの日」「書きかけのDestiny」「愛とナイフ」「覚醒フィラメント」を立て続けに披露しました。

銀色のテープが放出される中、「Perfect energy」を歌唱し、本編が終了。

アンコールでは、ツアーTシャツを着用して登場。「Tomorrow's chance」「Contact 13th」を歌唱し、ライブの感想や今後の活動について語りました。「武道館は夢のステージであったが、『ゴール』ではなく『最高の通過点』である」と語り、自作詞の「sing for you」で締めくくりました。

セットリスト

公演ごとにメドレー曲、アンコール曲の2曲目の内容が異なりました。

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