Minoriソリューションズ

株式会社Minoriソリューションズの概要と歴史

株式会社Minoriソリューションズ（Minori Solutions Co.,Ltd.）は、東京都新宿区に本社を構えるSCSKの100%子会社で、1980年に設立されました。創業以来、Minoriソリューションズは、金融関連や生産管理、物流、会計など幅広い業界に特化したITソリューションの提供に注力しています。

企業の成り立ち

2010年には、同じくJASDAQに上場していたJSCとイーウェーヴの合併により、現在の社名「Minoriソリューションズ」に改名しました。この合併の際に存続会社はJSCとなっています。最初に設立された日本システムクリエートという名称は、企業の歴史において重要な一歩でした。

主要な業務内容

Minoriソリューションズは、銀行、クレジットカード、証券会社、生保や損保などの金融業界で必要とされるソフトウェア開発やシステム運用管理を行っています。また、IT基盤の構築、保守、運用なども手がけており、幅広いニーズに応える能力を有しています。この他にも、CAＥコンサルティング業務を行い、設計や解析に関する専門的な支援を行っています。

歴史的なマイルストーン

• - 1980年6月: 日本システムクリエートが設立される。
• - 2006年10月: JASDAQ市場に上場。
• - 2010年4月: イーウェーヴとの合併により、現在の社名に変更。
• - 2019年12月: SCSKによる株式公開買付けが成立し、同年12月19日付でSCSKの連結子会社となる。
• - 2020年1月: 株式売渡請求により、完全子会社としての地位を確立。

主な製品と技術

Minoriソリューションズの主な製品には以下のものがあります。

• - MinoRobo: 操作が容易なRPAソフトウェアで、業務の自動化を支援します。
• - Apeos PEMaster: 富士ゼロックス（現在の富士フイルムビジネスイノベーション）との共同開発で、内部統制を向上させるためのシステムです。
• - RichContext: 旧イーウェーヴが開発したコンテンツレコメンデーションシステムであり、2008年にはオープンソース化されています。

Minoriソリューションズは、これらのソリューションを通じて多くの企業のIT戦略の実現に貢献しています。今後も、技術革新を続け、顧客のニーズに合ったサービスの提供を目指しています。

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