ドコモ ケータイ N-01F:長く使える高機能ケータイ
NTTドコモのFOMA
端末として、NECカシオモバイルコミュニケーションズが開発した「ドコモ ケータイ N-01F」は、高い実用性と魅力的なデザインを兼ね備えたモデルです。
キャッチコピーにもある通り、バッテリーの長持ちと大画面液晶が大きな特徴で、ユーザーに快適なモバイル体験を提供します。
継承と進化
N-01Fは、先行機種であるN-01Eの後継機として登場しました。N-01Eの高い人気を受け継ぎつつ、いくつかの点で改良が加えられています。薄型筐体を維持しながらも、バッテリー容量は1010mAhに増加。最大780時間の待受時間を誇り、長時間の使用も安心して行えます。
ディスプレイサイズは3.4
インチと、N-01Eより0.2
インチ拡大。狭額縁設計により、より広い画面表示を実現しています。背面サブディスプレイによる開閉時や着信時のアニメーション表示、側面LEDによる7色のイルミネーション、なめらか
ワンセグ、necoコンテンツといったN-01Eから好評だった機能ももちろん継承されています。
一方、N-01Eに搭載されていた内側カメラは省かれ、WiFiや
Bluetoothへの対応も見送られました。その分、
ワンセグ、
GSM通信、
おサイフケータイ、防水・防塵といった基本的な機能はしっかりと備えています。
充実の機能とアプリ
N-01Fは、単なる通話・メール
端末にとどまらず、様々なアプリがプリインストールされています。
Mobageや楽オクアプリ、電子マネーのnanaco、
Twitterなど、幅広いユーザーのニーズに対応するラインナップです。さらに、
地図アプリ、乗換案内、為替・株価情報、お天気アプリなど、日常生活をサポートするアプリも充実しています。
また、ドコモの各種サービスとの連携もスムーズです。モバイル
Suica、DCMXクレジット、ドコモ料金案内など、ドコモユーザーにとって便利なアプリが用意されています。
発売と歴史
N-01Fは
2013年10月10日に発表され、同年
11月27日に発売されました。NECカシオモバイルコミュニケーションズが
NECモバイルコミュニケーションズに社名変更された
2014年10月1日以前の最後の製品という歴史的意義も持ちます。発売後にはソフトウェアアップデートにより、iアプリの動作に関する不具合やスケジュールメニューの不具合修正が行われています。
まとめ
N-01Fは、長く使えるバッテリー、見やすい大画面、そして充実の機能を備えた実用的なケータイです。防水・防塵機能も備えているため、安心して使用できます。シンプルなデザインと使いやすさを求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。N-01Eからの改良点や、便利なプリインストールアプリの数々も大きな魅力です。NECカシオ社名最後のモデルという点も、コレクターにとっては注目すべき点と言えるでしょう。