N704iμ

FOMA N704iμ：洗練されたデザインと高機能を両立した薄型携帯電話

2007年7月にNTTドコモから発売されたFOMA N704iμは、NECが開発を手掛けた薄型携帯電話です。N703iμの後継機種として登場し、洗練されたデザインと充実した機能で高い人気を博しました。

デザインと操作性

N704iμは、わずか11.4mmという薄型ボディを実現しながら、高いデザイン性も両立しています。カラーバリエーションはプレミアブルー、プレミアホワイト、プレミアブラックの3色展開。プレミアブルーとプレミアブラックは、奥行きのある立体感ペイントが施され、高級感を演出しています。プレミアホワイトは、繊細なパターンが美しい、上品な仕上がりとなっています。

操作性についても、前機種からの改良が施され、決定キーの凹凸が強調されることで押しやすさが向上。全体のクリック感も増し、より快適な操作感を実現しています。

機能と性能

N704iμは、3Gの国際ローミングに対応していることが大きな特徴です。海外旅行時にも安心して利用できる点が、高く評価されました。また、音楽プレーヤー機能も充実しており、着うたフルやSDオーディオに対応。長時間再生にも対応し、薄型ボディでありながら24時間もの音楽再生が可能です。

さらに、便利なiアプリとして、PLATINUM SURIKI、デコメ絵文字ポケット、Gガイド番組表リモコンなどがプリインストールされています。

開発と発売

N704iμの開発は順調に進み、2007年5月9日にはTELEC（技術基準適合証明）、5月31日にはJATE（電気通信端末機器審査協会）の認証を取得。そして、2007年7月4日には、ドコモの夏モデルとして、D704i、F704i、P704i、SH704i、SO704i、L704i、N704iμ、P704iμと共に開発発表されました。その後、同年7月20日に正式に発売され、多くのユーザーに愛用されました。

ちなみに、NEC製の704iシリーズはN704iμのみで、「N704i」という機種は存在しません。機種名に付いている「μ」は、派生機種であることを示しています。

まとめ

FOMA N704iμは、薄型ボディと洗練されたデザイン、そして3G国際ローミング対応や高音質音楽プレーヤーなど、充実した機能を備えた魅力的な携帯電話でした。当時、多くのユーザーを魅了した、NECの技術力の結晶と言えるでしょう。その高い人気は、ユーザーからの高い評価と支持によって裏付けられています。 N703iμの後継機種として、改良点が加えられたことで、より使いやすく、魅力的な端末へと進化を遂げました。 洗練されたデザインと高い機能性を両立させたN704iμは、携帯電話の歴史において重要な位置を占める機種の一つと言えるでしょう。

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