NHKニュース21

NHKニュース21とは

『NHKニュース21』は、1990年4月2日から1993年4月2日まで、NHK総合テレビで平日の21:00から22:00に放送された1時間の大型ニュース番組です。NHK衛星第2テレビでもサイマル放送されていました。

番組の概要

この番組は、その日の重要なニュースを深く掘り下げて伝えることを目的としていました。祝日には放送時間が30分に短縮されることがありました。後継番組である『NHKニュース9』以降は、原則としてBSでのサイマル放送は行われていません。

キャスター

番組を担当したキャスターは以下の通りです。

高島肇久 ☆
園田哲也
福島敦子

高島肇久は報道局長就任のため降板し、後に外務省外務報道官、日本国際放送社長を歴任しました。園田哲也は高島の後任として急遽就任しました。福島敦子は前番組『NHKニュースTODAY』から続投しました。

オープニング

オープニングには、以下の要素が用いられていました。

テーマ曲
作曲：蒔田尚昊（冬木透）
演奏：桐朋学園音楽学部
タイトルロゴ・CG
初代：1990年4月 - 1991年3月
2代目：1991年4月 - 1993年3月

番組終了後

1993年3月に『NHKニュース21』は終了し、同年4月からは『NHKニュース9』と『クローズアップ現代』（それぞれ30分）に変更されました。これにより、21時台の1時間ワイドニュース枠は一旦途絶えました。しかし、2006年からの番組編成改革により、『NHKニュース10』に代わる新しい大型ニュース番組『ニュースウオッチ9』がスタートし、13年ぶりに21時台に大型ニュース番組が復活しました。

拡大版「ニュースセンター特集」

重大なニュースがある場合には、放送枠が拡大され、20:00から「ニュースセンター特集」として放送されました。この場合、通常21:00前に放送される県域ニュースは休止となり、番組終了直後に5分間の県域ニュース枠が設けられました。番組タイトルは変更されますが、スポーツコーナーでは通常通り「21」ロゴ入りのものが使用され、BGMやエンディングテーマも通常と同じものが使用されました。

外部リンク

NHKニュース・21 - NHK放送史

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