福島敦子

福島敦子

福島敦子（ふくしま あつこ、1962年1月17日 - ）は、フリーアナウンサー、エッセイストとして多方面で活躍しています。元CBCアナウンサー、NHK契約アナウンサーという経歴を持ち、妹は元TBSアナウンサーの福島弓子、義弟には元メジャーリーガーのイチローがいます。

来歴

島根県松江市出身で、松江市立第三中学校、島根県立松江南高等学校、津田塾大学を卒業後、日本航空に勤務。1985年にCBCに入社し、アナウンサーとしてのキャリアをスタートさせました。CBC時代は、主にニュース番組などの報道分野を担当していました。

1988年3月にCBCを退社後、4月からはNHKの契約アナウンサーとして活動を開始。『NHKニュースTODAY』や『NHKニュース21』のスポーツコーナー司会を務めたほか、『サタデースポーツ』、『サンデースポーツ』の司会も担当。その後、福島敦子事務所を設立し、独立しました。

1993年10月からは、『情報スペースJ』（TBS）をはじめとする民放各局の情報番組で司会を務めました。近年では、テレビ東京の経済番組である『ビジネス維新』や『ミームの冒険～日本経済のDNAを探る～』などでキャスターを務めるなど、経済分野での活動も目覚ましいものがあります。

また、週刊誌『サンデー毎日』では「福島敦子のトップに聞く」という連載対談を担当し、250人以上の企業トップへのインタビューを行っています。さらに、ビジネス情報誌『SHANIMU』でのアントレプレナー対談など、多くの企業や経営者への取材を精力的にこなしています。日本航空の機内誌『ウインズ』では、「福島敦子のいきいきトーク」という連載対談も担当しています。

経済の専門知識を活かし、コミュニケーション、環境問題、地域再生、農業など現代社会の様々な問題をテーマにした講演やフォーラムでも活躍しています。

1997年には、（社）日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザーの資格を取得。ワインや食文化の魅力を伝える活動にも積極的に取り組んでいます。2006年には日本ソムリエ協会から名誉ソムリエの称号を授与されました。

2003年にはNHK職員と結婚（夫は福島家の婿養子となっています）。2005年にはテレビ東京の経済番組担当キャスターに就任。2006年には、松下電器（現パナソニック）の経営アドバイザーや国立大学法人島根大学経営協議会委員を務めました。2012年にはヒューリック社外取締役に就任。2015年6月にはカルビーと名古屋鉄道の社外取締役に就任。2017年にはりそな未来財団理事、2022年にはキユーピー社外取締役に就任するなど、幅広い分野で活躍しています。

著書

『愛が企業を繁栄させる－ビジョナリーな経営者の共通原理』（リックテレコム、2008年）
『それでもあきらめない経営』（毎日新聞社、2004年）
『これが美味しい！世界のワイン』（幻冬舎、2003年）
『ききわけの悪い経営者が成功する』（毎日新聞社、2002年）
『美味の誘惑－世界の味と粋な人との出会い旅』（中央公論新社、1999年）
『福島敦子の美味の国からの誘惑』（世界文化社、1996年）
『就職・無職・転職－まだ見ぬ自分を信じて』（PHP研究所、1995年）

主な出演番組

NHKニュースTODAY（NHK）
NHKニュース21（NHK）
サタデースポーツ（NHK）
サンデースポーツ（NHK）
情報スペースJ（TBS）
ビジネス維新（テレビ東京）
ミームの冒険～日本経済のDNAを探る～（テレビ東京）
* シリーズ直問・直答（テレビ東京）

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