NKイモツキ

NKイモツキ：クロアチアのサッカークラブ

NKイモツキ（NK Imotski）は、クロアチアのスプリト＝ダルマチア郡イモツキを本拠地とするサッカークラブです。

歴史

1991年3月31日に創設されました。この日は「血まみれの復活祭」として知られ、ヨシプ・ヨヴィッチがクロアチア紛争の最初の犠牲者となった日でもあります。クラブ初の公式戦はNKコニスコとの対戦で、イモツキが5-1で勝利しました。この試合でクラブの公式戦初得点を記録したミリェンコ・ネナディッチは、その後クロアチア紛争で命を落としました。

2002年1月には、ドルガHNLに所属していたイモツカ・クライナと合併し、イモツカ・クライナに代わってドルガHNLに参戦しました。

2007年10月、ユニフォームに描かれたスポンサーである建設会社ゴイコ・ウンド・ユレのロゴ「gUj」が問題視されました。ロゴの大きな「U」の中に描かれた紋章が、クロアチアの国章ではなく、クロアチア独立国で使用されたものだったため、ウスタシャの紋章を掲げる意図があるのではないかと指摘されました。当時の会長は、スポンサー料が支払われている限りロゴ入りのユニフォームを着用する義務があると主張しましたが、ドルガHNLのクラブ協会は、FIFA、クロアチアサッカー連盟の規則、クロアチアの法律に違反するとして、ロゴの使用停止とスタジアム周辺の広告からのロゴ削除を求めました。

ドルガHNLには10年以上在籍しましたが、2013年にトレチャHNLに降格しました。しかし、2013-14シーズンにはトレチャHNLで優勝し、ドルガHNLに復帰。その後、2017年に再びトレチャHNLに降格し、2017-18シーズンはトレチャHNL・南地域に所属しました。

2017年8月16日には、ディナモ・ザグレブとの協力関係を締結しています。

2017年9月には、ホームスタジアムのゴスピン・ドラツがBBCによって「世界で最も美しい10のスタジアム」の1つに選ばれました。ゴスピン・ドラツは、Copa 90やThis Blog Rulesなど、他のメディアのスタジアム特集でも取り上げられています。

タイトル

トレチャHNL：1回（2013-14）

歴代監督

ヴィエラン・シムニッチ (2007-2008, 2009)
ミルコ・グラボヴァツ (2009-2013)

歴代所属選手

アンテ・レビッチ (2008-2010)
ミスラヴ・カログラン (2010, 2014)

外部リンク

公式サイト（2018年8月8日時点のアーカイブ）

もう一度検索