NSD (企業)

株式会社NSD（エヌエスディー）について

株式会社NSDは、日本を拠点とした独立系システムインテグレーターです。東京証券取引所のプライム市場に上場し、三和グループの一員として運営されています。また、JPX日経インデックス400の構成銘柄にも名を連ねており、業界内での信頼性や影響力が高い企業です。

沿革

NSDは1969年に大阪市で設立され、初めは「株式会社日本システムディベロップメント」の名でスタートしました。1970年には東京営業所を開設し、1981年には大阪と東京に二本社制を導入しました。1988年に大阪証券取引所市場第二部に上場し、1991年には通商産業省からシステムインテグレーターとしての認定を受けました。

1998年と1999年にはそれぞれ大阪証券取引所市場第一部及び東京証券取引所市場第一部に上場しました。2001年には米国に法人を設立し、2002年にはプライバシーマークの使用許諾を取得しました。2004年には大阪市中央区に本店ビルを建設、さらに2006年には東京本社に一元化しました。2007年には本店を東京都新宿区に移転し、大阪証券取引所からは上場廃止となりました。

2010年には社名をNSDに変更し、2013年に東京都千代田区へ本社を移転しました。2017年には採用管理システムのジャパンジョブポスティングサービスを買収し、2018年にはNMシステムズが吸収合併し、現在のステラスとなりました。

子会社と関連会社

NSDグループは多くの子会社を展開しています。国内では（株）NSDビジネスイノベーション、（株）ステラス、（株）FSK、日本RXテクノロジー（株）、（株）シェアホルダーズ・リレーションサービス、（株）NSDリアルエステートサービス、Trigger（株）などがあります。

また、海外にも子会社があり、NSD International, Inc.、北京仁本新動科技有限公司、成都仁本新動科技有限公司が存在します。国内の関連会社には（株）プロシップ、コウノイケITソリューションズ（株）が名を連ねています。

健康経営への取り組み

NSDは健康経営にも注力しており、これまでにいくつかの認定を受けています。具体的には、2008年、2013年、2016年、2021年には厚生労働省から子育てサポート企業として「くるみん」認定を受けており、2024年度には経済産業省により「健康経営優良法人（大規模法人部門・ホワイト500）」及び「健康経営銘柄2024」に認定されています。

このように、株式会社NSDはシステムインテグレーターとしての事業展開だけでなく、健康経営の推進にも力を入れている企業です。その成長と多様な取り組みが今後も業界での存在感を高めていくことでしょう。

その他の情報

NSDに関連する情報として、音楽家タケカワユキヒデさんが1999年に同社の30周年を記念するCDに参加したことが挙げられます。企業としても、様々な分野での経験を活かしながら、次代への対応を進めています。

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