NT21ステーションEYE

NT21ステーションEYEの概要

『NT21ステーションEYE』（エヌティーにじゅういちステーションアイ）は、1991年4月から1997年9月にかけて新潟テレビ21で放送された夕方のローカルニュース番組です。この番組は、新潟県の地域ニュースを中心に、全国ニュースも交えた内容で、県民に向けた情報発信を行っていました。

番組の成り立ち

『NT21ステーションEYE』は、1年半放送された『NT21 600ステーション ANN』の後を受けてスタートしました。当初の放送は平日のみであり、土曜日と日曜日には前の番組『NT21 600ステーション』が引き続き週末版として放送されていました。このように、平日と週末で異なるスタイルを持ちながら、番組は視聴者のニーズに応えていました。

番組の構成としては、前半にテレビ朝日制作の全国ニュース『ステーションEYE』があり、その後にCMを挟んで新潟県内のローカルニュースやスポーツ情報を取り上げていました。こうした二部構成により、視聴者に情報を提供する時間が増えました。放送終了直後の夕方6時55分からは、天気予報『ウェザーアイ』が放送され、視聴者の日常生活に役立つ情報を提供しました。

番組の放送スケジュールと変遷

『NT21ステーションEYE』は1992年の10月2日をもって放送を一時終了しました。その後、同時間帯に新たに『ザ・にゅうす NT21』がスタートしましたが、引き続き週末版である『NT21 530ステーション ANN』は放送を続けていました。この『NT21 530ステーション ANN』も1993年の3月28日に終了し、同年の4月3日から『ANN NT21ステーションEYE』が土曜日・日曜日のみに放送される形で復活しました。この再放送は1997年の9月28日まで続き、新潟県民の日常的な情報源となりました。

その後、番組が終了した後は『NT21 ANNスーパーJチャンネル』が放送されることとなり、新潟テレビ21の夕方のニュース枠は新たな方向へと進んでいきます。

放送時間

放送スケジュールは以下の通りです。

• - 第1期（1991年4月1日 - 1992年10月2日）： 月曜から金曜の18:00 - 18:55（県内ニュースは18:30から）
• - 第2期（1993年4月3日 - 1997年9月28日）： 土曜・日曜の17:30 - 18:00（県内ニュースは17:49から）

メインキャスター

番組には歴代のメインキャスターが在籍しており、平日は近正仁さんや小林智子さんが担当し、週末はシフト勤務による複数のキャスターが務めました。これにより、視聴者は親しみやすいキャスターからの情報を得ることができました。

関連項目

『NT21ステーションEYE』は新潟地域のメディア環境に深い影響を与え、今なお多くの視聴者に記憶されています。また、関連番組には『NT21ニュース』や『ステーションEYE』、『ウェザーアイ』、そして『ザ・にゅうす NT21』などがあり、それぞれが独自の役割を果たしていました。

こうした背景の中で、『NT21ステーションEYE』は新潟県民に愛され続けた番組であり、地元のジャーナリズムの一翼を担っていました。

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