NTTデータ先端技術

NTTデータ先端技術株式会社について

NTTデータ先端技術株式会社は、株式会社NTTデータグループの100%出資会社であり、システムインテグレーションとITコンサルティングを主な事業とする企業です。本社を東京都中央区に構え、クラウドやデータベースなどの基盤環境、AIやオープンソースソフトウェア「Hinemos」に代表されるソフトウェア、そしてPCI SSCに認定されたセキュリティに関するサービスを、主要なビジネスドメインとしています。

設立の背景と事業展開

1999年4月1日、NTTデータは全社的な専門組織としてCoEシステム本部を発足させました。その活動を技術面から支援する会社として、同年8月3日にNTTデータ先端技術が設立されました。当初はITシステムの基盤設計や構築に関するサービス、製品販売、トレーニングなどを中心に事業を展開。その後、M&Aなどを通じて事業領域を拡大し、セキュリティやグローバル分野にも進出しました。2019年には、国際的なセキュリティ基準を定めるPCI Security Standards Councilから、セキュリティ基準であるQPAの国内初認定を受けるなど、セキュリティ分野での高い専門性を示しています。

事業内容の詳細

NTTデータ先端技術は、以下の3つの主要事業分野を中心に事業を展開しています。

1. プラットフォーム: クラウドやデータベースなどのIT基盤環境の構築・運用サービスを提供。高度な技術力と豊富な経験を活かし、顧客のビジネスニーズに最適なプラットフォームソリューションを提供しています。
2. ソフトウェア: オープンソースソフトウェア「Hinemos」をはじめとする、様々なソフトウェアの開発・販売・サポートを提供。AI技術の活用や、顧客の課題解決に繋がるソフトウェアソリューションを提供しています。
3. セキュリティ: PCI SSCよりQPA認定を受けたセキュリティ専門チームが、高度なセキュリティコンサルティングやセキュリティソリューションを提供。情報漏洩リスクの低減やセキュリティ対策の強化を支援しています。

技術者育成への取り組み

NTTデータ先端技術は、技術者の育成にも力を入れています。関連施設として「INTELLILINK Training Academy」を設置し、VMwareやOracle認定トレーニングなど、高度な技術力を習得するためのカリキュラムを提供しています。これにより、技術者のスキルアップを支援し、業界全体の発展に貢献しています。

沿革

1999年8月3日: NTTデータのシステム開発を強化するシステムプラットフォーム構築の専門会社として設立
2009年7月1日: 株式会社NTTデータ PMO、株式会社NTTデータ テクノマーク、株式会社NTTデータ イーエックステクノを統合
2009年10月1日: 株式会社NTTデータシステムズのオラクル関連事業を統合
2011年7月1日: NTTデータ・セキュリティ株式会社を統合
2017年6月22日: ニューソン株式会社を子会社化し、株式会社NTTデータ ニューソン設立
2018年7月1日: 株式会社NTTデータ・グローバル・テクノロジー・サービス・ジャパンを統合

事業拠点

本社: 〒104-0052 東京都中央区月島1-15-7 パシフィックマークス月島
品川オフィス: 〒108-0075 東京都港区港南1-9-1 NTT品川TWINS DATA棟1F
関西オフィス: 〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町2-3-2 なにわ筋本町MIDビル3F
関連施設: INTELLILINK Training Academy (研修施設) - 〒104-0052 東京都中央区月島1-15-7 パシフィックマークス月島

関連事項

Hinemos: NTTデータ先端技術株式会社の登録商標であるオープンソースソフトウェア。
菅沼菜々: スポンサー契約を締結したプロゴルファー。
NTTデータグループ: 親会社であるNTTデータグループについても言及。

外部リンク

エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社 公式ウェブサイト
* INTELLILINK Training Academy

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