Neco眠る

neco眠る：大阪発、唯一無二のインストゥルメンタル・グルーヴ

neco眠るは、2002年に結成された大阪を拠点とする6人組のインストゥルメンタルバンドです。当初のメンバーから変遷を重ね、2016年に現在の編成となりました。彼らの音楽は、一言では言い表せないほどの多様な要素が混ざり合っています。自らを「青春ビザールディスコバンド」と称していますが、「盆踊り系インストダブバンド」と評されることもあります。

多彩な活動と音楽性

「FUJI ROCK FESTIVAL」や「朝霧JAM」といった国内の主要フェスへの出演経験も豊富で、「RUSH BALL」「BAYCAMP」「森、道、市場」など、数多くのイベントでその独特なライブパフォーマンスを披露してきました。所属レーベルは、リーダーの森雄大、オシリペンペンズの石井モタコ、DODDODOとの共同レーベル「こんがりおんがく」です。

初期メンバーは現体制には残っておらず、リーダーの森自身も友人からの誘いがきっかけで加入したというエピソードがあります。バンド名の由来もユニークで、森が考案した「neco」という名に、当時のギター担当が「おもんない」と「眠る」を付け加えたことがきっかけだそうです。

来歴

2005年には、森、ito co.、岡本右左無、NEGURAのメンバーで、大阪・新世界BRIGEや主催イベント「SPLAY」を中心に活動を展開し、ライブパフォーマンスが話題を呼びました。2008年には1stフルアルバム『ENGAWA BOYS PENTATONIC PUNK』をリリースし、BIOMANが正式加入。月6〜8本のペースで精力的にライブ活動を行いました。

2009年には、ミニアルバム『EVEN KICK SOY SAUCE』を発表。二階堂和美をゲストボーカルに迎え、DODDODOのカバー曲『猫がニャ～て犬がワンッ！』を収録しました。同年には初の「FUJI ROCK FESTIVAL」出演も果たし、映像作家・坂本渉太が制作した『ENGAWA DE DANCEHALL』のアニメーションMVも公開されました。

2010年には、初の映像作品となるDVD『ボーイズ』をリリースし、東名阪ツアーを開催。しかし、同年12月にはメンバーの岡本右左無が脱退し、バンドは活動休止期間に入ります。

2011年には、特別編成「眠眠眠 a.k.a neco眠る」として一度だけライブを行い、東日本大震災の義援金募集サイトでライブアルバムを配信リリースしました。

2012年、栗原ペダルと三木章弘が加入し、ライブ活動を再開。2013年には、カクバリズムから12inchシングル『BOY/お茶』をリリースしました。

2014年には、6年ぶりとなる2ndフルアルバム『BOY』を発表し、東名阪ツアーを実施。同年には、廃盤となっていた1stアルバムとミニアルバムがカクバリズムから再発されました。また、主宰レーベル「こんがりおんがく」による「こんがりおんがく祭」を大阪城野外音楽堂にて初開催しました。

2016年には、おじまさいりが加入し、現在のメンバー編成となります。

2017年には、「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演。安部勇磨(never young beach)、スチャダラパー＋ロボ宙をフィーチャーした7inchシングルをリリースし、結成15周年ツアーを開催。11月には3rdフルアルバム『Typical』をリリースしました。

2018年にも「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演。テンテンコのカバーアルバムに収録された楽曲に参加しました。

2019年には、TBSラジオの番組に新曲を提供。

2022年には、「neco眠る 20th Anniversary TOUR」を開催し、新曲を配信リリース。

2023年には、4thフルアルバム『実家の鍵』をリリース。西松屋のテレビCMに楽曲を提供しました。

現メンバー

森 雄大 (ギター): バンドのリーダーであり、初期楽曲の多くを作曲。タコスユニットやエスニックスタンドの料理長としても活動。
ito co. (ベース): ライブでのエネルギッシュなパフォーマンスが特徴。ソロやメタルバンドVORZOIでも活動。
BIOMAN (シンセサイザー): 『BOY』以降の楽曲を多く作曲。ソロ活動やユニット「千紗子と純太」でも活動。
栗原 ペダル (ギター): NEW MANUKEやマイクロふとしでもギターを担当。
三木 章弘 (ドラムス): グラフィックデザイナーとしても活動。
おじまさいり (キーボード): CASIOトルコ温泉のメンバーでもあり、Summer Eyeのサポートメンバーとしても参加。ソロ名義でも活動。

ディスコグラフィー

アルバム4枚、ミニアルバム、シングル、DVDなどをリリース。

主な出演イベント

「FUJI ROCK FESTIVAL」、「朝霧JAM」など、多数のフェスやイベントに出演。

外部リンク

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* YouTubeチャンネル

neco眠るは、その独自の音楽性とライブパフォーマンスで、常に進化し続ける注目のインストゥルメンタルバンドです。

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