NexTone Award

NexTone Award（ネクストーンアワード）

NexTone Awardは、株式会社NexToneが主催する音楽賞で、2017年に創設されました。この賞は、NexToneに著作権管理を信託している楽曲を対象とし、前年の著作権使用料分配額に基づいて優秀な楽曲やプロジェクト、アーティストを選出・表彰します。

概要

ネクストーンアワードは、日本音楽著作権協会（JASRAC）におけるJASRAC賞に相当する賞であり、著作権管理をNexToneに委託している楽曲の中から、年間（1月～12月）の著作権使用料分配額が特に多い楽曲に授与されます。また、楽曲そのものだけでなく、NexToneとの連携を通じて顕著な成果を上げたプロジェクトやアーティストに対して贈られる特別賞も設けられています。

JASRAC賞との違いとして、ネクストーンアワードは他の企業からの協賛を受けている点が挙げられます。2020年時点では、ローソンHMVエンタテイメントやKDDIが協賛企業として名を連ねています。

部門

ネクストーンアワードは、複数の部門で構成されており、それぞれの部門で優れた作品や活動が表彰されます。

Gold Medal・Silver Medal・Bronze Medal: 著作権使用料分配実績の上位3作品に与えられます。これは、JASRAC賞における「金・銀・銅賞」と同様の趣旨を持つ賞です。
特別賞: NexToneが展開する「デジタルディストリビューション事業」や「キャスティング事業」などとの共同作業を通じて、大きな実績や話題を創出したプロジェクトやアーティストを表彰するものです。
国際賞: 2024年に新設された賞で、「著作権等管理事業」および「デジタルコンテンツディストリビューション事業」において、海外で最も実績や話題を創出した作品やアーティストに贈られます。JASRAC賞の「国際賞」と同趣旨です。
YouTube賞: 2024年創設。「著作権等管理事業」「デジタルコンテンツディストリビューション事業」に関わる作品のうちYouTubeでの再生回数が最も多い作品やアーティストに贈られます。
特別功労賞: 同じく2024年に新設された賞で、長年にわたり音楽業界への貢献や多大な功績を残した著作者やアーティストに贈られます。

関連項目

MPA賞

もう一度検索