Over40早碁トーナメント戦

Over40早碁トーナメント戦は、2014年から2016年まで日本棋院が主催した、40歳以上の棋士を対象とした早碁のトーナメント棋戦です。

概要

この棋戦は、ベテラン棋士の活躍の場を広げ、囲碁界に新たな刺激を与えることを目的として創設されました。参加資格は、日本棋院に所属する40歳以上の棋士。早碁という形式が、スピーディーでエキサイティングな対局を数多く生み出しました。

主催

日本棋院

優勝賞金

50万円

対局方式

64名が参加する予選を勝ち抜いた4名が、決勝トーナメントに進出します。

コミ: 6目半
持ち時間:
予選: 1手10秒、1分の考慮時間3回
本戦: 1手30秒、1分の考慮時間10回

歴代優勝者

優勝者 決勝戦
:- :- :---------------
2014 趙善津 趙善津 - 青木紳一 (準決勝: 趙善津 - 加藤充志青木紳一 - 三村智保)
2015 王立誠 王立誠 - 王銘琬 (準決勝: 王立誠 - 中小野田智巳、王銘琬 - 大矢浩一)
2016 高尾紳路 高尾紳路 - 加藤充志 (準決勝: 高尾紳路 - 後藤俊午、加藤充志 - 三村智保)

特徴

Over40早碁トーナメント戦は、通常の棋戦とは異なり、早碁という形式を採用している点が大きな特徴です。これにより、持ち時間が短く、スピーディーな展開が求められるため、棋士の瞬発力や判断力が試されます。また、40歳以上のベテラン棋士が対象であるため、円熟味を増した棋士たちの経験と技術がぶつかり合う、見応えのある対局が繰り広げられました。

終焉

2016年の第3回をもって、Over40早碁トーナメント戦は惜しまれつつも終了しました。短い期間ではありましたが、多くの囲碁ファンに記憶される棋戦となりました。

外部リンク

* 日本棋院「OVER40 早碁トーナメント戦」

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。