P-02B

パナソニック製FOMA端末P-02B：高機能とデザイン性を両立したVIERAケータイ

[NTTドコモ]]の第三世代携帯電話]端末であるP-02Bは、[[パナソニック モバイルコミュニケーションズが開発したスライド型携帯電話です。同社の「VIERAケータイ」シリーズに属し、2009年夏モデルのP-08Aの後継機種として2010年2月26日に発売されました。

進化を遂げた操作性とデザイン

P-02Bは、P-08Aから継承された「スイングスライド」機構や押しやすい「ウェーブタイルキー」に加え、操作性の向上に注力しています。三菱電機から技術継承された「スピードセレクター」は、待受画面から回転操作で各種メニューを起動できるようになり、利便性が向上しました。ピンク色の機種では、スピードセレクターの中央キーにハートのモチーフが埋め込まれ、イルミネーション点灯時にはハート型が浮かび上がるなど、遊び心のあるデザインも取り入れられています。また、メインディスプレイから操作部をメタリックフレームで囲むことで、高級感を演出しています。さらに、ドコモのオペレータパックが導入され、ソフトキーの配置も共通化されています。

高性能カメラ機能

P-02Bは、約810万画素の高画質カメラを搭載しており、P-03Bと同様に高速起動と高速オートフォーカスを実現しています。タッチパネル対応のメインディスプレイと組み合わせることで、「かんたんタッチカメラ」機能を利用できます。これは、ピントや露出を調整したい部分をタッチするだけで設定できる機能です。また、指で画面をなでるだけで写真がめくれる「タッチアルバム」も搭載されています。さらに、「追っかけフォーカス（タッチAF/AE・追尾AF）」により、被写体をロックするだけでカメラが自動で追尾し、ピントと明るさを自動調整します。従来機種から搭載されている「おまかせiA」も継承されており、撮影状況を自動認識して最適な設定で撮影できます。「ラブシャッター」や「グループシャッター」といった、特定の条件で自動的にシャッターが切れる機能も備えています。

高画質ワンセグと豊富な連携機能

ワンセグ機能では、60fps表示に対応した「モバイルWスピード」に加え、「モバイルPEAKSプロセッサー」と「モバイルWコントラストAI」により、10000:1の高コントラストで奥行き感のある映像を実現しています。バックライトと液晶パネルの改良により、赤と緑の色再現性が向上し、より鮮やかで深みのある画質を実現しています。モーションコントロールセンサーによる表示方向の自動切替えや、パナソニック製ブルーレイディスクレコーダーとの連携機能も備えており、録画した映像を高画質でP-02Bで視聴することが可能です。

スヌーピーとのコラボレーション

P-02Bは、スヌーピーとのコラボレーションモデルでもあり、歩数計と連動する待受画面Flashやメニュー画面、デコメ素材などがプリインストールされています。

ソフトウェア更新による不具合修正

発売後、ソフトウェア更新を通じて不具合修正が行われています。主な修正内容は、海外での圏外表示や、一部サイトでのファイルアップロードの不具合です。

まとめ

P-02Bは、高性能なカメラ、高画質ワンセグ、そして快適な操作性とデザイン性を兼ね備えた、魅力的なFOMA端末です。スヌーピーとのコラボレーションもポイントで、幅広いユーザー層に受け入れられる機種と言えるでしょう。オートGPSにも対応しており、位置情報サービスも活用できます。 発売から時間が経過しているものの、その機能性の高さから、今でも根強いファンがいる機種です。

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