P-06D

docomo with series ELUGA V P-06D



パナソニック モバイルコミュニケーションズが開発した「ELUGA V P-06D」は、NTTドコモの第3世代移動通信システム(FOMA)端末の一つです。このデバイスは、特にビジュアル・コミュニケーションを重視した設計で、ELUGAシリーズの国内向けモデルとして初めて登場しました。

概要


ELUGA Vの「V」は、ビジュアル・コミュニケーションを象徴しています。このスマートフォンは、狭額縁技術を採用しており、わずか65mmの幅で4.6インチのディスプレイを搭載しています。さらに、おくだけ充電機能に対応しており、パナソニック製のブルーレイレコーダーDIGAと連携することで、多機能性を実現しています。これにより、充電中に録画した番組をスマートフォンに取得したり、保存されている静止画をDIGAに自動で転送することが可能です。

スマートフォンのカメラ機能は特に優れており、アウトカメラは1320万画素を誇り、インカメラも130万画素の高精細撮影が可能です。両方のカメラともに、顔認識やセルフタイマー、手ぶれ補正などの機能が備わっており、自撮りやスナップショットを楽しむことができます。また、デジタルカメラLUMIX」の画像処理技術が搭載されており、撮影した写真には特殊効果を加えたり、手軽にSNSへの投稿もできる「ピクチャジャンプ」機能があります。

エルーガV P-06Dは、バッテリー容量が1600mAhで、日常の使用でも安心して利用できます。ただし、モバキャスやXiには対応していない点は留意が必要です。

主な機能


このスマートフォンには、以下の特徴的な機能があります:
  • - 高解像度のアウトカメラとインカメラ
  • - おくだけ充電機能
  • - LUMIX技術による画像処理
  • - SNSへの簡単な写真投稿機能

歴史


ELUGA V P-06D」の登場は、2012年にさかのぼります。

発売以降、複数回のソフトウェアアップデートが行われ、不具合の修正も実施されました。これには、特定の操作条件下で再起動が発生する問題やカメラ・SDビデオの起動時に起こるエラーが含まれています。最終的に2013年までに、多数のバグが修正され、ユーザーの体験が向上しました。

脚注


ELUGA V P-06Dは、パナソニックのモバイルコミュニケーションズによる革新的なアプローチが反映された製品であり、特にカメラ機能と連携機能が際立っています。同社の他のモデルや関連する製品群とともに、このモデルは進化を続けています。

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