PAUSE 〜STRAIGHTENER Tribute Album〜
『PAUSE 〜STRAIGHTENER Tribute Album〜』は、ストレイテナーのメジャーデビュー15周年とバンド結成20周年を記念して、2017年10月18日にVirgin Musicからリリースされた初のトリビュートアルバムです。
このアルバムは、ストレイテナーのボーカル・ギターであるホリエアツシが、the pillowsの山中さわおと飲んでいた際に「ストレイテナーはトリビュート盤を出さないのか？」と問われたことがきっかけで企画が始まりました。
ホリエは「バンドの一生に一度の機会かもしれない。だから自分たちにとってもリアリティのあるものにしたい」と考え、共に歩んできた同期バンド、尊敬する先輩、そして慕ってくれる後輩バンドに直接オファーをしていきました。その結果、豪華なアーティストたちが集結し、ストレイテナーの名曲をそれぞれの解釈で表現する、非常に聴きごたえのあるトリビュートアルバムとなりました。
さらに、このアルバムには「トリビュートではあるが、これはストレイテナーのアルバムだ」という思いから、ストレイテナー自身のセルフカバー「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」も収録されています。この曲は、2013年の日本武道館公演の際に実施された楽曲人気投票で1位を獲得したもので、当時リアレンジされたバージョンで再録されています。
初回限定盤はデジパック仕様で、通常盤は初回限定盤の出荷が終了次第販売開始となりました。発売に先駆けて、タワーレコード渋谷店で公開先行試聴会が開催され、その様子はストレイテナーのLINE公式アカウントでライブ配信されました。
1. ROCKSTEADY / MONOEYES
インディーズ3rdアルバム『SKELETONIZED』収録曲。ほぼ原曲通りのアレンジで演奏されています。
2. KILLER TUNE / go!go!vanillas
3rdシングル。go!go!vanillasの楽曲「おはようカルチャー」にホリエがプロデューサーとして参加した縁から、九州出身の後輩としてオファーされました。
3. シーグラス / back number
21stシングル。back numberのオールナイトニッポンにホリエがゲスト出演した際、トリビュートの話題になり、ボーカル&ギターの清水依与吏が参加を熱望したためオファーされました。2017年12月30日に開催されたCOUNTDOWN JAPAN 17/18では、back numberがメインステージのトリとして出演した際、1曲目としてこの楽曲が演奏されました。ライブで演奏されたのはこの1回のみです。
4. SIX DAY WONDER / ACIDMAN
7thシングル。ACIDMANとはインディーズ時代からの旧知の仲であり、ボーカル&ギターの大木伸夫は「ストレイテナーの曲の中で最も好きな曲」とコメントしています。さらに、この曲を「歴史に残る名曲」と讃え、「この曲ちょうだいよ」とまで言っていたというエピソードも。
5. 冬の太陽 / majiko (まじ娘)
17thシングル。ストレイテナーの楽曲を女性ボーカルで聴きたいというホリエの願望から、自身がプロデューサーとして関わり、楽曲提供もしていたmajikoにオファーしました。
6. Melodic Storm / 9mm Parabellum Bullet
5thシングル。back numberと同様、ボーカル&ギターの菅原卓郎とトリビュートの話題になった際、菅原が参加を強く希望しました。菅原は、この曲を「みんなの曲」というイメージを持っており、それを壊したくなかったため、9mm Parabellum Bulletとして可能な限り真っ直ぐなカバーを試みたそうです。
7. TRAVELING GARGOYLE / SPECIAL OTHERS
1stシングル。選曲にあたり「ジャムってみて気持ち良くなった曲を演奏する」という方針でこの曲が選ばれました。
8. シンクロ / THE BACK HORN
アコースティックアルバム『SOFT』収録曲。THE BACK HORNとは同期でありながら初期には交流がなかったものの、ここ7年ほどで親密になったそうです。ホリエはこの曲で現実を受け入れて人間臭く歌うことにチャレンジしており、「将司くんの声とTHE BACK HORNの音がその理想だった」と語っています。
9. REMINDER / My Hair is Bad|My_Hair_is_Bad
1stミニアルバム『ROCK END ROLL』収録曲。My Hair is Bad|My_Hair_is_Badは、高校時代に初めてのライブでこの曲を演奏しており、ホリエとの初対面の際にそのことを話したことがきっかけで本作への参加が実現しました。
10. SENSELESS STORY TELLER SONY / ASIAN KUNG-FU GENERATION
the PeteBestとのスプリット・アルバム『DRAGORUM』及びインディーズ3rdアルバム『SKELETONIZED』収録曲。ホリエ自身も十数年ぶりにこの曲を聴いたといい、ファンでも知らないようなマニアックな選曲に驚いたとコメントしています。
11. Farewell Dear Deadman / the pillows
3rdアルバム『Dear Deadman』収録曲。本作の企画のきっかけとなったのがthe pillowsの山中さわおであり、ストレイテナーも2004年にthe pillowsのトリビュートアルバムに参加しています。
12. SAD AND BEAUTIFUL WORLD / ストレイテナー
2ndアルバム『TITLE』収録曲。本作唯一のセルフカバー。2013年の日本武道館公演に向けた楽曲人気投票で1位を獲得したこの曲を、当時リアレンジしたバージョンで再録したものです。
各曲の演奏メンバーは以下の通りです。
ROCKSTEADY: [細美武士]、戸高賢史(G)、[スコット・マーフィー]、一瀬正和(Dr)
KILLER TUNE: 牧達弥(Vo, G)、長谷川プリティ敬祐(B)、ジェットセイヤ(Dr)、柳沢進太郎(G)
シーグラス: 清水依与吏(G, Vo, Cho)、[小島和也]、[栗原寿]
SIX DAY WONDER: 大木伸夫(Vo, G)、佐藤雅俊(B)、浦山一悟(Dr)
冬の太陽: majiko(Vo, Cho)、木下哲(G)、石井浩平(B, Pf)、山下賢(Dr, Per)
Melodic Storm: [菅原卓郎]、滝善充(G)、中村和彦(B)、かみじょうちひろ(Dr)
TRAVELING GARGOYLE: 宮原“TOYIN”良太(Dr)、又吉“SEGUN”優也(B)、柳下“DAYO”武史(G)、芹澤“REMI”優真(Key)
シンクロ: 山田将司(Vo)、菅波栄純(G)、[岡峰光舟]、[松田晋二]
REMINDER: 椎木知仁(Vo, G)、山本大樹(B, Cho)、山田淳(Dr)
SENSELESS STORY TELLER SONY: [後藤正文]、喜多建介(G)、山田貴洋(B)、伊地知潔(Dr)
Farewell Dear Deadman: [山中さわお]、[真鍋吉明]、[佐藤シンイチロウ]、有江嘉典(B)
SAD AND BEAUTIFUL WORLD: [ホリエアツシ]、大山純(G)、[日向秀和]、ナカヤマシンペイ(Dr)
このトリビュートアルバムは、ストレイテナーの音楽への愛情と、参加アーティストたちの個性と才能が融合した、まさに「聴くべき」一枚と言えるでしょう。
概要
このアルバムは、ストレイテナーのボーカル・ギターであるホリエアツシが、the pillowsの山中さわおと飲んでいた際に「ストレイテナーはトリビュート盤を出さないのか？」と問われたことがきっかけで企画が始まりました。
ホリエは「バンドの一生に一度の機会かもしれない。だから自分たちにとってもリアリティのあるものにしたい」と考え、共に歩んできた同期バンド、尊敬する先輩、そして慕ってくれる後輩バンドに直接オファーをしていきました。その結果、豪華なアーティストたちが集結し、ストレイテナーの名曲をそれぞれの解釈で表現する、非常に聴きごたえのあるトリビュートアルバムとなりました。
さらに、このアルバムには「トリビュートではあるが、これはストレイテナーのアルバムだ」という思いから、ストレイテナー自身のセルフカバー「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」も収録されています。この曲は、2013年の日本武道館公演の際に実施された楽曲人気投票で1位を獲得したもので、当時リアレンジされたバージョンで再録されています。
初回限定盤はデジパック仕様で、通常盤は初回限定盤の出荷が終了次第販売開始となりました。発売に先駆けて、タワーレコード渋谷店で公開先行試聴会が開催され、その様子はストレイテナーのLINE公式アカウントでライブ配信されました。
収録曲と楽曲解説
1. ROCKSTEADY / MONOEYES
インディーズ3rdアルバム『SKELETONIZED』収録曲。ほぼ原曲通りのアレンジで演奏されています。
2. KILLER TUNE / go!go!vanillas
3rdシングル。go!go!vanillasの楽曲「おはようカルチャー」にホリエがプロデューサーとして参加した縁から、九州出身の後輩としてオファーされました。
3. シーグラス / back number
21stシングル。back numberのオールナイトニッポンにホリエがゲスト出演した際、トリビュートの話題になり、ボーカル&ギターの清水依与吏が参加を熱望したためオファーされました。2017年12月30日に開催されたCOUNTDOWN JAPAN 17/18では、back numberがメインステージのトリとして出演した際、1曲目としてこの楽曲が演奏されました。ライブで演奏されたのはこの1回のみです。
4. SIX DAY WONDER / ACIDMAN
7thシングル。ACIDMANとはインディーズ時代からの旧知の仲であり、ボーカル&ギターの大木伸夫は「ストレイテナーの曲の中で最も好きな曲」とコメントしています。さらに、この曲を「歴史に残る名曲」と讃え、「この曲ちょうだいよ」とまで言っていたというエピソードも。
5. 冬の太陽 / majiko (まじ娘)
17thシングル。ストレイテナーの楽曲を女性ボーカルで聴きたいというホリエの願望から、自身がプロデューサーとして関わり、楽曲提供もしていたmajikoにオファーしました。
6. Melodic Storm / 9mm Parabellum Bullet
5thシングル。back numberと同様、ボーカル&ギターの菅原卓郎とトリビュートの話題になった際、菅原が参加を強く希望しました。菅原は、この曲を「みんなの曲」というイメージを持っており、それを壊したくなかったため、9mm Parabellum Bulletとして可能な限り真っ直ぐなカバーを試みたそうです。
7. TRAVELING GARGOYLE / SPECIAL OTHERS
1stシングル。選曲にあたり「ジャムってみて気持ち良くなった曲を演奏する」という方針でこの曲が選ばれました。
8. シンクロ / THE BACK HORN
アコースティックアルバム『SOFT』収録曲。THE BACK HORNとは同期でありながら初期には交流がなかったものの、ここ7年ほどで親密になったそうです。ホリエはこの曲で現実を受け入れて人間臭く歌うことにチャレンジしており、「将司くんの声とTHE BACK HORNの音がその理想だった」と語っています。
9. REMINDER / My Hair is Bad|My_Hair_is_Bad
1stミニアルバム『ROCK END ROLL』収録曲。My Hair is Bad|My_Hair_is_Badは、高校時代に初めてのライブでこの曲を演奏しており、ホリエとの初対面の際にそのことを話したことがきっかけで本作への参加が実現しました。
10. SENSELESS STORY TELLER SONY / ASIAN KUNG-FU GENERATION
the PeteBestとのスプリット・アルバム『DRAGORUM』及びインディーズ3rdアルバム『SKELETONIZED』収録曲。ホリエ自身も十数年ぶりにこの曲を聴いたといい、ファンでも知らないようなマニアックな選曲に驚いたとコメントしています。
11. Farewell Dear Deadman / the pillows
3rdアルバム『Dear Deadman』収録曲。本作の企画のきっかけとなったのがthe pillowsの山中さわおであり、ストレイテナーも2004年にthe pillowsのトリビュートアルバムに参加しています。
12. SAD AND BEAUTIFUL WORLD / ストレイテナー
2ndアルバム『TITLE』収録曲。本作唯一のセルフカバー。2013年の日本武道館公演に向けた楽曲人気投票で1位を獲得したこの曲を、当時リアレンジしたバージョンで再録したものです。
演奏
各曲の演奏メンバーは以下の通りです。
ROCKSTEADY: [細美武士]、戸高賢史(G)、[スコット・マーフィー]、一瀬正和(Dr)
KILLER TUNE: 牧達弥(Vo, G)、長谷川プリティ敬祐(B)、ジェットセイヤ(Dr)、柳沢進太郎(G)
シーグラス: 清水依与吏(G, Vo, Cho)、[小島和也]、[栗原寿]
SIX DAY WONDER: 大木伸夫(Vo, G)、佐藤雅俊(B)、浦山一悟(Dr)
冬の太陽: majiko(Vo, Cho)、木下哲(G)、石井浩平(B, Pf)、山下賢(Dr, Per)
Melodic Storm: [菅原卓郎]、滝善充(G)、中村和彦(B)、かみじょうちひろ(Dr)
TRAVELING GARGOYLE: 宮原“TOYIN”良太(Dr)、又吉“SEGUN”優也(B)、柳下“DAYO”武史(G)、芹澤“REMI”優真(Key)
シンクロ: 山田将司(Vo)、菅波栄純(G)、[岡峰光舟]、[松田晋二]
REMINDER: 椎木知仁(Vo, G)、山本大樹(B, Cho)、山田淳(Dr)
SENSELESS STORY TELLER SONY: [後藤正文]、喜多建介(G)、山田貴洋(B)、伊地知潔(Dr)
Farewell Dear Deadman: [山中さわお]、[真鍋吉明]、[佐藤シンイチロウ]、有江嘉典(B)
SAD AND BEAUTIFUL WORLD: [ホリエアツシ]、大山純(G)、[日向秀和]、ナカヤマシンペイ(Dr)
このトリビュートアルバムは、ストレイテナーの音楽への愛情と、参加アーティストたちの個性と才能が融合した、まさに「聴くべき」一枚と言えるでしょう。
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