PONOS RACING

PONOS RACING：情熱と挑戦のレーシングチーム

PONOS RACING（ポノス・レーシング）は、ポノスの代表である辻子依旦によって設立された自社レーシングチームです。このチームはモーターレーシングの魅力を広めることを目指しており、2025年のシーズンも多様なレースに参戦することが予定されています。

設立と活動の背景

2023年5月23日、ポノスは独自のレーシングチームであるPONOS RACINGを発足させ、新たなモーターレーシング事業への取り組みを始めると発表しました。これにより、FIA-F4選手権やフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ（FRJ）など、国内フォーミュラシリーズへの挑戦が始まりました。特に2023年には、ル・マン24時間レースにも参戦し、厳しい競争の中で38位（クラス9位）を獲得する成果を収めました。

SUPER GTへの参戦

2024年には、PONOS RACINGはSUPER GTのGT300クラスに初参戦しました。このレースではフェラーリ・296 GT3を使用し、経験豊富なコッツォリーノと女性初のフェラーリファクトリードライバー、リロウ・ワドゥがドライバーとしてチームに参加しました。メンテナンスはGAINERが行い、タイヤはミシュランを採用しました。特筆すべきはカーナンバー「45」の意味で、これは斜め45度の考え方を象徴しています。

初年度のSUGO戦では、チームとして非常に意義深い2位表彰台を獲得し、ワドゥはSUPER GT史上初となる女性ドライバーによる表彰台の獲得となりました。最終的にドライバーズランキングでは12位、チームランキングでは11位を記録する結果となりました。

2025年シーズンの展望

2025年が始まると、PONOS RACINGはタイヤをミシュランからダンロップに変更することが決定されました。ドライバーラインナップは前年と同じ構成予定でしたが、開幕直前の4月8日にはワドゥとの契約解除が発表され、彼女に代わって篠原拓朗が起用されました。これにより、新たな挑戦に向けてチームは気持ちを新たにしました。

パートナーシップと今後の展開

フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップには、医学のトムスとの協力を得て参戦しています。SUPER GTでも、初年度はGAINERの支援を受けていましたが、シーズン中盤には富士スピードウェイ近くのファクトリーを譲り受け、自社ファクトリーを持つ単独チームとしての体制が整いました。

今後もPONOS RACINGは新たな技術力とたゆまぬ努力をもって、モーターレーシングの世界でさらなる高みを目指していくことでしょう。彼らの挑戦がどのような成果をもたらすのか、非常に楽しみです。

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