PRIDE 無差別級グランプリ 2006 開幕戦とは？意味をやさしく解説

PRIDE 無差別級グランプリ 2006 開幕戦

2006年 5月5日、大阪府大阪市の大阪ドームで開催された総合格闘技イベント「PRIDE」の大会、それが「PRIDE 無差別級グランプリ 2006 開幕戦」です。海外では「PRIDE Total Elimination Absolute」という大会名でPPV放送されました。

大会概要

この大会のメインは、無差別級グランプリの1回戦全7試合。体重制限のないトーナメントでありながら、美濃輪育久と西島洋介というヘビー級に満たない体重の選手も参加し、話題を呼びました。

グランプリを制したのは誰か

1回戦を勝ち抜き、2回戦へと駒を進めたのは、ファブリシオ・ヴェウドゥム、マーク・ハント、ジョシュ・バーネット、藤田和之、ミルコ・クロコップ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、吉田秀彦の7名です。錚々たるメンバーが名を連ね、今後の展開に期待が高まりました。

フジテレビとの契約解除

しかし、開催からわずか1ヶ月後の2006年6月5日、フジテレビがDSE（当時のPRIDE運営会社）との契約を全面解除。これにより、本大会がフジテレビ、ひいては地上波でのPRIDE放送の最終回となってしまいました。以降、PRIDEのテレビ放送はスカイパーフェクTV!でのPPVのみとなります。

特別ルール

無差別級グランプリには、特別なルールが設けられました。それは、両者の体重差が20kg以上ある場合、体重の軽い選手がグラウンド状態での頭部への蹴りの有無を選択できるというもの。このルールは第1試合のワンマッチにも適用されましたが、実際に当該攻撃が禁止されたのは第3試合と第7試合のみでした。

試合結果詳細

以下に、各試合の結果を詳細に記します。

第1試合ヘビー級ワンマッチ

ローマン・ゼンツォフ vs. ギルバート・アイブル

結果：1R 4:55 KO（左フック）でローマン・ゼンツォフの勝利

第2試合無差別級グランプリ2006 1回戦

ファブリシオ・ヴェウドゥム vs. アリスター・オーフレイム

結果：2R 3:43 チキンウィングアームロックでファブリシオ・ヴェウドゥムの勝利、2回戦進出

第3試合無差別級グランプリ2006 1回戦

マーク・ハント vs. 高阪剛

結果：2R 4:15 TKO（レフェリーストップ：スタンドパンチ連打）でマーク・ハントの勝利、2回戦進出

第4試合無差別級グランプリ2006 1回戦

ジョシュ・バーネット vs. エメリヤーエンコ・アレキサンダー

結果：2R 1:57 V1アームロックでジョシュ・バーネットの勝利、2回戦進出

第5試合無差別級グランプリ2006 1回戦

藤田和之 vs. ジェームス・トンプソン

結果：1R 8:25 KO（右フック）で藤田和之の勝利、2回戦進出

第6試合無差別級グランプリ2006 1回戦

ミルコ・クロコップ vs. 美濃輪育久

結果：1R 1:10 TKO（レフェリーストップ：パウンド）でミルコ・クロコップの勝利、2回戦進出

第7試合無差別級グランプリ2006 1回戦

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. ズール

結果：1R 2:17 腕ひしぎ十字固めでアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの勝利、2回戦進出

第8試合無差別級グランプリ2006 1回戦

吉田秀彦 vs. 西島洋介

結果：1R 2:33 三角絞めで吉田秀彦の勝利、2回戦進出

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