PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUND

PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUND

2006年7月1日、埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナにて「PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUND」が開催されました。本大会は、総合格闘技イベントの一環で、特に注目されたのはそのキャッチコピー「奈落へ昇れ。」です。

大会では、エメリヤーエンコ・ヒョードルが負傷のため欠場する事態が発生し、急遽ヴァンダレイ・シウバがミドル級代表として参戦しました。シウバはヘビー級選手の藤田和之と対戦し、持ち味を活かしてTKO勝利を収め、準決勝進出を果たしました。

一方、吉田秀彦はミルコ・クロコップとの試合でTKO負けを喫し、日本勢の全滅を招く結果となりました。さらに、ジョシュ・バーネットはマーク・ハントを秒殺で下し、その強さを見せつけることに。バーネットは優勝候補の一人として名を挙げられる存在になりました。

また、ファブリシオ・ヴェウドゥムはアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとの対戦で善戦したものの、判定により敗戦。新たにキャリア全勝のエジソン・ドラゴがPRIDEデビューしたことも注目されました。

試合結果

運営は次のように試合を進行しました。

第1試合: ヘビー級ワンマッチ

• - 選手: パウエル・ナツラ vs. エジソン・ドラゴ
• - 結果: ナツラの腕ひしぎ十字固めで勝利（1R 4:33）

第2試合: ヘビー級ワンマッチ

• - 選手: 中尾“KISS”芳広 vs. イ・ウンス
• - 結果: TKO（ドクターストップ：左目の負傷）（1R 4:16）

第3試合: ミドル級ワンマッチ

• - 選手: ビクトー・ベウフォート vs. 高橋義生
• - 結果: KO（左フック）（1R 0:36）

第4試合: ミドル級ワンマッチ

• - 選手: アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ vs. アリスター・オーフレイム
• - 結果: TKO（タオル投入：スタンドパンチ連打）（2R 2:13）

第5試合: ミドル級ワンマッチ

• - 選手: 中村和裕 vs. エヴァンゲリスタ・サイボーグ
• - 結果: V1アームロックでの勝利（1R 4:49）

第6試合: 無差別級グランプリ二回戦

• - 選手: アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. ファブリシオ・ヴェウドゥム
• - 結果: 判定3-0でノゲイラが勝利。準決勝進出。

第7試合: 無差別級グランプリ二回戦

• - 選手: ヴァンダレイ・シウバ vs. 藤田和之
• - 結果: TKO（タオル投入：サッカーボールキック）（1R 9:21）。シウバが準決勝進出。

第8試合: 無差別級グランプリ二回戦

• - 選手: ジョシュ・バーネット vs. マーク・ハント
• - 結果: チキンウィングアームロックでの勝利（1R 2:02）。バーネットが準決勝進出。

第9試合: 無差別級グランプリ二回戦

• - 選手: ミルコ・クロコップ vs. 吉田秀彦
• - 結果: TKO（タオル投入：ローキック連打）（1R 7:38）。ミルコが準決勝進出。

この大会は、PRIDEという名のもとの緊張感あふれる戦いが繰り広げらえ、多くのファンの期待を集めました。また、吉岡美穂が中継にゲストコメンテーターとして出演し、この試合の模様を伝えました。大会の結果や詳細は、PRIDEの公式サイトや様々なメディアでも確認できます。

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