PlayStation 4のゲームタイトル一覧 (2018年)

2018年 PlayStation 4 ゲームタイトル一覧

本稿では、日本国内において2018年に発売されたPlayStation 4用ゲームソフト（パッケージ版およびPlayStation Storeでのダウンロード販売）を、発売日順にリストアップし、当時の市場動向を概説します。

2018年の市場動向

2018年は、PlayStation 4のゲーム市場において大きな変化が見られた年でした。

モンスターハンター：ワールドの爆発的ヒット: 2018年1月26日に発売された『モンスターハンター：ワールド』は、発売から1年足らずでパッケージ版だけで196万本を超える驚異的な売り上げを記録し、PS4を代表するタイトルとなりました。オンライン協力プレイというシリーズの根幹を継承しつつ、シームレスなフィールドや複雑な階層構造のマップ、救難信号機能など、革新的な要素が多くのユーザーを魅了しました。この大ヒットはPS4本体の品薄状態を引き起こすほどの影響力がありました。
ダウンロード販売の比率増加: 『モンスターハンター：ワールド』の成功を機に、PlayStation 4用ソフトにおけるダウンロード販売の比率が顕著に増加しました。『DARK SOULS REMASTERED』や『実況パワフルプロ野球2018』といった人気タイトルもダウンロード版への移行が進み、『コール オブ デューティ ブラックオプス 4』や『Marvel's Spider-Man』に至っては、パッケージ版とダウンロード版を合わせるとさらに売上が伸びるという結果になりました。
ダウンロード専売タイトルの台頭: ダウンロード専売タイトルからもヒット作が生まれています。非対称対戦サバイバルホラー『Dead by Daylight』は、2018年4月の配信開始から年末までに累計27.1万本を売り上げ、「モンハン以降」の市場を代表するタイトルとして注目を集めました。また、バトルロイヤルゲーム『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』も、2018年12月の配信開始から短期間で14.4万本を売り上げるなど、ダウンロード市場の活性化に貢献しました。

主なタイトル

モンスターハンター：ワールド: シームレスなフィールド、オンライン協力プレイ、救難信号など、シリーズの革新的な進化を遂げた作品。PS4の普及を牽引するほどの社会現象となりました。
コール オブ デューティ ブラックオプス 4: キャンペーンモードを廃止し、新たにバトルロイヤルモード「BLACKOUT」を搭載したことで話題を呼びました。北米PlayStation Storeの年間ランキングで首位を獲得するなど、世界的な人気を博しました。
Marvel's Spider-Man: スパイダーマンになりきってニューヨークの街を駆け巡る爽快感が味わえるアクションゲーム。原作コミックの世界観を忠実に再現し、高い評価を得ました。
JUDGE EYES:死神の遺言: 人気俳優・木村拓哉が主人公を演じるリーガルサスペンス。重厚なストーリーと迫力のあるアクションが魅力です。

一覧表の凡例

V: PlayStation VR対応タイトル
通信機能:
オ: オンラインプレイ対応
P: PSN対応
パ: パッケージ併売
●: その年にパッケージ版も販売されたタイトル
〇: 翌年以降にパッケージ版が販売されたタイトル

まとめ

2018年は、『モンスターハンター：ワールド』の記録的な成功を皮切りに、ダウンロード販売の比率増加やダウンロード専売タイトルの台頭など、PlayStation 4のゲーム市場に大きな変化が見られた年でした。バラエティ豊かなタイトルが登場し、ユーザーの多様なニーズに応えるとともに、PlayStation 4の更なる普及に貢献しました。

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