RAIN-DANCEがきこえる

RAIN-DANCEがきこえる

吉川晃司が1985年9月25日にリリースした「RAIN-DANCEがきこえる」は、彼の6枚目のシングルです。この曲は、グリコの「カリフォルニアバー」のCMソングとしても知られ、特に当時の音楽シーンで大きな話題となりました。シングルとしては、7インチと12インチの2形態が発売されており、後者にはリミックス版「Can't you hear the RAIN-DANCE」が収録されています。

曲の概要

「RAIN-DANCEがきこえる」は、前作「Miss You」に続くシングルで、吉川自身も「ターニングポイントとなった曲」と語っています。この曲は彼の音楽スタイルにおいて重要な変化をもたらした作品で、以降の楽曲に強い影響を与えました。カップリング曲の「I'm So Crazy」は、初めて吉川の自身の作曲がシングルに収録された楽曲であり、オリジナルアルバムには含まれていないため、特別な意味を持ちます。

リリース履歴

「RAIN-DANCEがきこえる」は、リリース後も様々な形で再登場し、次のようなアルバムに収録されています：

• - beat goes on (1988年)
• - ZERO（1988年・ライブバージョン）
• - TOO MUCH LOVE (1992年)
• - PASSAGE:K2 SINGLE COLLECTION 1984-1996 (1998年)
• - Thank You (2004年・リメイク版)
• - BEST BEST BEST 1984-1988 (2005年)

「I'm So Crazy」は、以下のアルバムに収録されています：

• - FAVORITE SOUNDS ...1988 (1988年)
• - B-SIDE+ (2014年)

Can't you hear the RAIN-DANCE

続いて、12インチシングルとして1985年11月5日にリリースされた「Can't you hear the RAIN-DANCE」は、同名の曲のリミックス版です。この12インチはレコード盤としてのみ発売され、シングルCDには再発売されていません。カップリングには「Hello! Darkness」が収録されており、こちらは吉川の3rdアルバム『INNOCENT SKY』に収録されている「心の闇」のリミックスです。

ジャケットデザインは、著名なイラストレーター安斎肇により制作されましたが、デザインの受け入れには一悶着あったようです。彼は自由にデザインすることを許されたものの、金銭面での制約から一部デザインが変更され、最終的に太陽の部分のみが銀箔仕様で仕上げられることとなりました。

収録アルバム

「Can't you hear the RAIN-DANCE」は、以下のアルバムにも収録されています：

• - SATISFACTION FAKE (1986年)
• - Disco K2 〜Kikkawa Koji Dance Remix Best〜 (2007年)

このように、吉川晃司の「RAIN-DANCEがきこえる」とそのリミックス「Can't you hear the RAIN-DANCE」は、日本のポップミュージックの中で重要な役割を果たしています。時代を超えて愛される楽曲として、今も多くのリスナーに親しまれています。

もう一度検索