RAMBO (アーケードゲーム)
『RAMBO』（ランボー）は、セガが1990年代にリリースしたアーケードガンシューティングゲームです。シルヴェスター・スタローン主演の映画『ランボー』シリーズを題材としており、プレイヤーは主人公ランボー、またはトラウトマン大佐となり、映画の舞台を再現したステージを攻略していきます。
このゲームは、サブマシンガン型のコントローラーを使って、画面上の敵を撃ち倒していくというシンプルな操作性ながら、爽快なアクションが楽しめるのが特徴です。映画の場面を再現したステージ構成に加え、ゲームの進行に合わせて実際の映画のムービーシーンが挿入されるなど、ファンにはたまらない演出も盛り込まれています。
海外市場を意識して開発されたため、国内での稼働台数は比較的少なめでした。また、海外向けの難易度設定のため、国内では比較的早い段階でプレイ料金の値下げなどの対応が取られました。
コントローラー
サブマシンガンを模したコントローラーを使用します。トリガーを引くことで連射が可能で、銃口近くのボタンは後述の「怒りシステム」発動に使用します。リロードは画面外に銃を向けることで行います。コントローラーは『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』と同一タイプですが、海外版には『ゴーストスカッド』と同一タイプのものも存在します。
敵の攻撃
敵キャラクターの頭上にはリング状のメーターが表示され、これが満タンになるとプレイヤーを攻撃してきます。しかし、わずかなラグがあるため、満タンになる前に倒せばダメージは受けません。敵の中には、手榴弾を投げる者やロケットランチャーを使用する者もいますが、これらは着弾前に破壊することができます。また、爆風で敵をまとめて倒すことも可能です。敵の攻撃は威力によって1度に2ライフを失うこともありますが、他のゲームに比べるとライフを得るチャンスや防御策も豊富です。
怒りシステム
敵を素早く倒したり、武器を持つ手を撃ったり、ダメージを受けたりすると、「怒りメーター」が溜まっていきます。このメーターが溜まった状態で銃口近くのボタンを押すと、一定時間ガンの連射速度と威力が上がります。さらに、怒りメーターが最大の状態では無敵状態になることもあります。
アクションイベント
映画の名シーンを再現したイベントも用意されています。特定のターゲットを狙い撃ったり、スタートボタンを連打する操作が求められ、成功すると勲章がもらえ、ゲームの進行が有利になりますが、失敗するとライフを失ったり、敵の増援が出現したりします。
アイテム
ステージには木箱やドラム缶が配置されており、これらを破壊するとアイテムを獲得できます。ただし、箱にも耐久力があり、ステージが進むにつれて硬くなります。中には、以下のアイテムが入っています。
ライフボックス: ライフを回復します。大ボックスでは2ライフ回復します。ただし、最大ライフは5です。
ロープ、怒：ロープは怒りメーターを回復し、怒は怒りメーターを最大まで回復させます。
勲章（メダル）: 得点アップに繋がります。イベントクリアやリザルトでも獲得でき、ステージ評価や最終評価に大きく関わります。
燃料: ドラム缶から入手可能で、引火させて周囲の敵を倒すことができます。
コンティニュー
ライフが無くなってコンティニューすると、残ライフがスタート時よりも多い状態で再開され、怒りメーターも最大の状態からスタートできます。
評価
ステージクリアごとに、得点、クリティカル（素早く敵を倒すなど）、命中率の3つの観点で評価が行われます。評価に応じて勲章を獲得でき、ステージ評価や最終評価に影響します。一定評価を達成するとライフが回復します。全ステージクリア後の評価では、獲得した勲章数によってプレイヤーの「ランボー度」が決まります。
ゲームは全5つのチャプターで構成されています。
チャプター1 怒りの窮地
『ランボーIII』をモチーフにしたステージ。敵に包囲された状態からの脱出を目指します。難易度は低めですが、攻撃は激しく、怒りゲージの説明もあります。ボスはガンシップで、機関砲や機銃、手榴弾を破壊した後、弓矢で撃破します。
チャプター2 怒りの反撃～回想～
『ランボーII』をモチーフにしたステージ。チャプター1の前の出来事の回想として進行します。森での戦闘、敵基地潜入、戦艦との戦闘、ヘリコプター内での格闘など、多彩なシチュエーションが楽しめます。指揮官を撃破すると勲章を獲得でき、見張り兵はナイフやボウガンで仕留める必要があります。
チャプター3 怒りの叫び～回想～
チャプター2に続き『ランボーII』をモチーフにしたステージ。敵基地壊滅戦や、敵ヘリとの交戦が展開されます。ヘリ搭載のミサイルで拠点を狙撃したり、川で迫りくる橋や岩をよけたりしながら、敵ヘリを撃墜します。ヘリ搭乗中は弾が無限になります。
チャプター4 怒りの救出
『ランボーIII』をモチーフにしたステージ。大佐が囚われている基地に潜入し、救出と脱出を目指します。潜入パートでは敵に気づかれないように行動する必要があり、火炎放射兵との戦闘や、戦車とのボス戦が繰り広げられます。戦車は弓矢で破壊します。
チャプター5 怒りの終焉
『ランボーIII』のクライマックスシーンがモチーフ。最終決戦の舞台となり、敵の攻撃も激しさを増します。ボスは強化された攻撃ヘリで、機銃やミサイルの破壊後、戦車を使って特攻することでエンディングを迎えます。
兵士: ゲームで最も多く登場する敵で、AKや拳銃、手榴弾などで攻撃してきます。至近距離ではナイフで斬りつけてくることもあります。
大柄な兵士: M60で攻撃してきます。耐久力があり、手元を撃つと早く倒せます。チャプター1とチャプター5に登場する金髪の大柄な兵士は、M2を乱射し、被弾すると2ダメージ受けます。
ロケットランチャー兵: ロケットランチャー（RPG-7）で攻撃してくる大柄な兵士です。耐久力があり、手元を撃つと早く倒せます。チャプター1・2・5に登場し、チャプター3では橋の上を通過する様子が一瞬見えます。
火炎放射兵: 火炎放射器を持った兵士です。耐久力があり、至近距離から攻撃してきます。手元を撃つと早く倒せます。チャプター4のトラウトマン大佐救助イベント後のみ登場します。
このゲームは、映画『ランボー』の世界観を忠実に再現し、爽快なガンシューティングアクションが楽しめる作品です。ファンならずとも楽しめる、アーケードゲーム史に残る名作と言えるでしょう。
ゲーム概要
このゲームは、サブマシンガン型のコントローラーを使って、画面上の敵を撃ち倒していくというシンプルな操作性ながら、爽快なアクションが楽しめるのが特徴です。映画の場面を再現したステージ構成に加え、ゲームの進行に合わせて実際の映画のムービーシーンが挿入されるなど、ファンにはたまらない演出も盛り込まれています。
海外市場を意識して開発されたため、国内での稼働台数は比較的少なめでした。また、海外向けの難易度設定のため、国内では比較的早い段階でプレイ料金の値下げなどの対応が取られました。
ゲームシステム
コントローラー
サブマシンガンを模したコントローラーを使用します。トリガーを引くことで連射が可能で、銃口近くのボタンは後述の「怒りシステム」発動に使用します。リロードは画面外に銃を向けることで行います。コントローラーは『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』と同一タイプですが、海外版には『ゴーストスカッド』と同一タイプのものも存在します。
敵の攻撃
敵キャラクターの頭上にはリング状のメーターが表示され、これが満タンになるとプレイヤーを攻撃してきます。しかし、わずかなラグがあるため、満タンになる前に倒せばダメージは受けません。敵の中には、手榴弾を投げる者やロケットランチャーを使用する者もいますが、これらは着弾前に破壊することができます。また、爆風で敵をまとめて倒すことも可能です。敵の攻撃は威力によって1度に2ライフを失うこともありますが、他のゲームに比べるとライフを得るチャンスや防御策も豊富です。
怒りシステム
敵を素早く倒したり、武器を持つ手を撃ったり、ダメージを受けたりすると、「怒りメーター」が溜まっていきます。このメーターが溜まった状態で銃口近くのボタンを押すと、一定時間ガンの連射速度と威力が上がります。さらに、怒りメーターが最大の状態では無敵状態になることもあります。
アクションイベント
映画の名シーンを再現したイベントも用意されています。特定のターゲットを狙い撃ったり、スタートボタンを連打する操作が求められ、成功すると勲章がもらえ、ゲームの進行が有利になりますが、失敗するとライフを失ったり、敵の増援が出現したりします。
アイテム
ステージには木箱やドラム缶が配置されており、これらを破壊するとアイテムを獲得できます。ただし、箱にも耐久力があり、ステージが進むにつれて硬くなります。中には、以下のアイテムが入っています。
ライフボックス: ライフを回復します。大ボックスでは2ライフ回復します。ただし、最大ライフは5です。
ロープ、怒：ロープは怒りメーターを回復し、怒は怒りメーターを最大まで回復させます。
勲章（メダル）: 得点アップに繋がります。イベントクリアやリザルトでも獲得でき、ステージ評価や最終評価に大きく関わります。
燃料: ドラム缶から入手可能で、引火させて周囲の敵を倒すことができます。
コンティニュー
ライフが無くなってコンティニューすると、残ライフがスタート時よりも多い状態で再開され、怒りメーターも最大の状態からスタートできます。
評価
ステージクリアごとに、得点、クリティカル（素早く敵を倒すなど）、命中率の3つの観点で評価が行われます。評価に応じて勲章を獲得でき、ステージ評価や最終評価に影響します。一定評価を達成するとライフが回復します。全ステージクリア後の評価では、獲得した勲章数によってプレイヤーの「ランボー度」が決まります。
ステージ構成
ゲームは全5つのチャプターで構成されています。
チャプター1 怒りの窮地
『ランボーIII』をモチーフにしたステージ。敵に包囲された状態からの脱出を目指します。難易度は低めですが、攻撃は激しく、怒りゲージの説明もあります。ボスはガンシップで、機関砲や機銃、手榴弾を破壊した後、弓矢で撃破します。
チャプター2 怒りの反撃～回想～
『ランボーII』をモチーフにしたステージ。チャプター1の前の出来事の回想として進行します。森での戦闘、敵基地潜入、戦艦との戦闘、ヘリコプター内での格闘など、多彩なシチュエーションが楽しめます。指揮官を撃破すると勲章を獲得でき、見張り兵はナイフやボウガンで仕留める必要があります。
チャプター3 怒りの叫び～回想～
チャプター2に続き『ランボーII』をモチーフにしたステージ。敵基地壊滅戦や、敵ヘリとの交戦が展開されます。ヘリ搭載のミサイルで拠点を狙撃したり、川で迫りくる橋や岩をよけたりしながら、敵ヘリを撃墜します。ヘリ搭乗中は弾が無限になります。
チャプター4 怒りの救出
『ランボーIII』をモチーフにしたステージ。大佐が囚われている基地に潜入し、救出と脱出を目指します。潜入パートでは敵に気づかれないように行動する必要があり、火炎放射兵との戦闘や、戦車とのボス戦が繰り広げられます。戦車は弓矢で破壊します。
チャプター5 怒りの終焉
『ランボーIII』のクライマックスシーンがモチーフ。最終決戦の舞台となり、敵の攻撃も激しさを増します。ボスは強化された攻撃ヘリで、機銃やミサイルの破壊後、戦車を使って特攻することでエンディングを迎えます。
登場する敵
兵士: ゲームで最も多く登場する敵で、AKや拳銃、手榴弾などで攻撃してきます。至近距離ではナイフで斬りつけてくることもあります。
大柄な兵士: M60で攻撃してきます。耐久力があり、手元を撃つと早く倒せます。チャプター1とチャプター5に登場する金髪の大柄な兵士は、M2を乱射し、被弾すると2ダメージ受けます。
ロケットランチャー兵: ロケットランチャー（RPG-7）で攻撃してくる大柄な兵士です。耐久力があり、手元を撃つと早く倒せます。チャプター1・2・5に登場し、チャプター3では橋の上を通過する様子が一瞬見えます。
火炎放射兵: 火炎放射器を持った兵士です。耐久力があり、至近距離から攻撃してきます。手元を撃つと早く倒せます。チャプター4のトラウトマン大佐救助イベント後のみ登場します。
このゲームは、映画『ランボー』の世界観を忠実に再現し、爽快なガンシューティングアクションが楽しめる作品です。ファンならずとも楽しめる、アーケードゲーム史に残る名作と言えるでしょう。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。