RC SUCCESSION AT BUDOHKAN

RC SUCCESSION AT BUDOHKAN

『RC SUCCESSION AT BUDOHKAN』は、1982年にリリースされたRCサクセションのライブビデオであり、バンドの初めての日本武道館公演をダイナミックに収録した一作です。このビデオは、当時フジテレビで放送された内容とは異なる編集が施されており、特にファンにとって貴重な映像資料となっています。

発売の背景

当初、このビデオはレーザーディスク専用で販売された後、東芝EMIからVHS、β、さらにはDVDといった形式でも発表されました。こうした再発売により、多くの新しいファン層にアプローチし、RCサクセションの魅力を広めることに成功しました。

ライブのセットリスト

Side 1

1. よォーこそ
作詞・作曲：忌野清志郎
ライブの幕開けを飾るこの曲は、エネルギーに満ちた演奏で観客を引き込む。
2. ロックンロール・ショー
RCサクセションのロック精神を表現した、アッパーなナンバー。
3. Sweet Soul Music
ソウルフルなメロディが印象的で、会場全体が一体感に包まれる。
4. ダーリン・ミシン
忌野清志郎の独特な歌詞が心に響く、感情的なパフォーマンス。
5. ガ・ガ・ガ・ガ・ガ
G忌麗による楽曲で、バンドの多様性を際立たせる一曲。
6. 多摩蘭坂
切ないメロディと歌詞が印象的な、ファンにはたまらない名曲。

Side 2

1. チャンスは今夜
仲井戸麗市との共作で、聴くものを惹きつける力強さがあります。
2. 恐るべきジェネレーションの違い（Oh,Ya!）
収録されている曲の中でも特に注目されるべき、社会的メッセージを含んだ楽曲。
3. あきれてものも言えない
シンプルな構成ながらも、深い意味を持つ名曲。
4. トランジスタ・ラジオ
忌野清志郎のアイデンティティを詰め込んだかのような一曲。
5. ブン・ブン・ブン
リズミカルな展開で、ライブのクライマックスを演出する。
6. スローバラード
落ち着いたトーンで観客を魅了し、心に残る余韻を与える。
7. 雨あがりの夜空に
壮大なエンディングを飾る名曲で、バンドの演奏力が光る。

総評

このビデオグラムは、RCサクセションの音楽スタイルとパフォーマンスを体験できる貴重な記録です。独特の世界観とエネルギッシュなステージアクトは、観客を夢中にさせる力を持っています。音楽だけでなく、バンドの魅力やその時代の空気感を感じることができる一作となっています。ぜひこの作品を通じて、RCサクセションの魅力を再発見してみてください。

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