RENA (格闘家)

RENA（レーナ）: 日本の女性シュートボクサー

概要

RENA（レーナ）は1991年6月29日生まれの日本人シュートボクサーで、現在はシーザージムに所属しています。彼女は2007年にプロデビューを果たし、特に「Girls S-cup」という女子トーナメントで4回も優勝する実力を誇ります。また、RISE QUEEN王座やシュートボクシング世界女子フライ級王座など、さまざまなタイトルも獲得してきました。2015年末からは、RIZINという総合格闘技イベントにも出場し、さらなる活躍を見せています。

生い立ち

RENAは大阪府大阪市の此花区で4人姉妹の末っ子として生まれました。不良だった姉たちに打ち勝つために、彼女は小学6年生のときにシュートボクシングを始めます。及川道場に入門し、グローブ空手の大会などで経験を積むことで、後のプロ選手としての基礎を築きました。

キャリアの始まり

2007年7月1日、RENAは新宿FACEで行われたJ-GIRLS大会で「クボチューン・レーナ」というリングネームでプロデビューを果たしましたが、初戦では古谷あさみに敗れました。その後、同年12月23日のSHOOT BOXING 2007で岡加奈子に勝利し、シュートボクサーとしてスタートを切ります。翌年には、関友紀子との対戦で強烈な右ハイキックを繰り出し、ドクターストップ勝ちを収めます。この試合以降、彼女は「RENA」と名前を改めました。

トーナメントでの成功

2008年6月にはMIKUとの試合が引き分けとなり、その後のS-cup 2009ではトーナメントで様々な選手に勝ち抜き優勝を果たしました。2010年、RENAはGirls S-cupの世界トーナメントにおいても初優勝を果たし、さらに2012年から2014年にかけては連続で優勝を重ね、名実ともにトップ選手となりました。特に、2011年の高橋藍との対戦では敗北を喫しましたが、その後しっかりと立ち直り、挑戦を続けました。

総合格闘技への挑戦

2015年からはRIZINに参戦し、総合格闘技の舞台でも活躍します。初戦では、アームバーで一本勝ちを収め、その存在感を示しました。また、山本美憂や浅倉カンナといった強豪選手とも直接対戦し、勝利や敗北を経験しながら成長を続けています。2020年には年を跨いで更なる活躍を遂げ、 RIZIN.24 においても富松恵美に勝利を収めました。

現在の活動

990年、RIZINでの活躍に加え、RENAはテレビやラジオなどのメディアにも出演し、さらに知名度を上げています。彼女のキャリアは多岐にわたりますが、常に挑戦の姿勢を崩さず、自らの限界を押し広げる姿勢には、多くの若い選手たちからの期待が寄せられています。

まとめ

RENAは、シュートボクシングから始まり、総合格闘技の世界へと挑む女性アスリートとして、多くの戦績を残してきました。彼女の活躍は、今後も日本の格闘技界における貴重な存在であり続けることでしょう。

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