RIZIN.16

RIZIN.16: 神戸を熱狂の渦に巻き込んだ格闘技イベント

2019年6月2日、兵庫県神戸市にある神戸ワールド記念ホールにおいて、格闘技イベントRIZIN.16が開催されました。本大会は、RIZINにとって関西地方での初の開催ということもあり、多くの格闘技ファンが会場に詰めかけました。

注目のタイトルマッチと熱戦

大会の目玉の一つは、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチでした。前年度の大晦日大会RIZIN.14で初代王者に輝いた浜崎朱加選手が、アメリカのInvicta FCで活躍し、第5代Invicta女子アトム級世界王者であるジン・ユ・フレイ選手を相手に初防衛戦に臨みました。激しい打撃戦と寝技の攻防が繰り広げられましたが、浜崎選手が判定勝ちで勝利。見事、王座防衛を果たしました。

さらに、ISKAユニファイドルール世界フェザー級タイトルマッチでは、那須川天心選手がマーティン・ブランコ選手に挑戦。2ラウンド、左膝蹴りでKO勝利し、新たな世界王者に輝きました。

これらのタイトルマッチ以外にも、キックボクシングルールとMMAルールによる様々な階級の試合が組まれ、全14試合にわたって白熱した戦いが繰り広げられました。オープニングマッチでは、憂也選手と植山征紀選手がそれぞれTKO勝ちを収めるなど、序盤から会場のボルテージは最高潮に達しました。

多彩な対戦カードと結果

大会では、キックボクシングとMMAが混在した対戦カードが組まれ、多くの選手がそれぞれの技術と戦略を駆使して戦いました。以下に主な対戦カードと結果をまとめます。

第1試合: 憂也 ○ vs. 田中STRIKE雄基 × (1R 2:45 TKO)
第2試合: 植山征紀 ○ vs. 拳剛 × (1R 2:42 TKO)
第3試合: 一刀 × vs. 中村寛 ○ (2R 0:18 KO)
第4試合: 征矢貴 ○ vs. 川原波輝 × (1R 4:05 KO)
第5試合: 山口裕人 × vs. 白鳥大珠 ○ (判定0-3)
第6試合: 山本アーセン ○ vs. ティム・エスクトゥルース × (1R 2:04 KO)
第7試合: 国崇 × vs. 堀尾竜司 ○ (判定0-3)
第8試合: 魚井フルスイング ○ vs. カナ・ハイアット × (3R 4:32 TKO)
第9試合: ダロン・クルックシャンク × vs. トフィック・ムサエフ ○ (判定0-3)
第10試合: 中村優作 ○ vs. トップノイ・タイガームエタイ × (判定3-0)
第11試合: ロッキー・マルティネス × vs. ジェイク・ヒューン ○ (判定1-2)
第12試合: 浅倉カンナ × vs. 山本美憂 ○ (判定0-3)
第13試合: 浜崎朱加 ○ vs. ジン・ユ・フレイ × (判定3-0) ※女子スーパーアトム級タイトルマッチ、浜崎選手が初防衛
第14試合: マーティン・ブランコ × vs. 那須川天心 ○ (2R 2:19 KO) ※ISKA世界フェザー級タイトルマッチ、那須川選手が王座獲得

これらの試合は、RIZIN公式サイト、GONG[格闘技]]、イーファイト、バウトレビュー、[[SHERDOG]など、様々なメディアで結果が報じられました。

RIZIN.16は、関西での初開催ということもあり、多くの注目を集めた大会となりました。タイトルマッチでの盛り上がり、そして、その他の試合における選手たちの熱戦は、観客に忘れられない感動と興奮を与えたと言えるでしょう。

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