RMIT大学

ロイヤルメルボルン工科大学について

ロイヤルメルボルン工科大学（RMIT University）は、オーストラリアのビクトリア州メルボルンを拠点にした公立大学で、1887年に設立されました。メルボルンの中心部、バンドゥーラ、ブランズウィックを中央に、さらに海外にはベトナムのハノイやホーチミンにもキャンパスがあります。教育機関としての多様性や職業専門学校（TAFE）との連携が特徴であり、多くの国際的な教育機関とも提携を結んでいます。

この大学は、オーストラリアの教育界での地位が高く、特にビジネスやデザイン、工学、健康科学、メディア、社会科学など幅広い分野で多彩なプログラムを提供しています。なお、1922年に最初に設立された講座である「Working Men’s College」から数次にわたる改名と制度改革を経て、1992年には正式な大学として認められました。

学術分野

RMITは主に三つの学術的分野に分かれ、それぞれが多様な学部によって構成されています。これらの分野は以下の通りです：

1. ビジネス分野：会計、法学、経済学、マーケティング、経営、ビジネス情報工学などを含み、経営大学院も運営しています。
2. デザイン・社会背景分野：建築、ファッション、工業デザイン、芸術など、創造的な学問の枠組みが広がっています。特にファッションやインテリアデザインのコースは評価が高いです。
3. 科学・工学・健康分野: 工学や応用科学、医療科学に関わる幅広いプログラムがあり、これらの分野に特化した支援があります。

国際的評価

RMITは、タイムズ・ハイヤー・エデュケーションによる「世界大学ランキング」でも評価されています。2004年には55位にランクインし、その後数年間の間に順位が変動しましたが、アカデミックな評価の高さが多くの国から認識されています。

メルボルンの魅力

メルボルン自体が、イギリスの「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」によって発表された「世界で最も住みやすい都市ランキング」で7年連続第1位に選ばれた都市であることは、RMITの魅力の一部です。アカデミックな雰囲気や治安の良さが魅力的な環境を提供しており、国際的な学生から高い支持を受けています。

著名な卒業生

この大学からは、多くの影響力ある卒業生が輩出されています。自動車業界のリーダーであるジャック・ナッサーや、政治家、芸術家、スポーツ選手など多岐にわたります。特に、オーストラリアン・フットボールリーグ（AFL）の選手やコメディアンなど、エンターテイメント業界でも活躍する人材が多くいます。

まとめ

このように、ロイヤルメルボルン工科大学は、オーストラリア国内外で高い評価を受けている公立大学です。多くの学問分野でのバリエーション豊かなプログラムは、学生にとって魅力的な学びの場を提供し、国際的な視野を広げる機会をもたらしています。

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