Rare collectives vol.2

GLAYの『rare collectives vol.2』

『rare collectives vol.2』は、日本のロックバンドGLAYが2003年2月5日にリリースしたコンピレーション・アルバムです。このアルバムは、当時のキャッチコピー“一歩踏み出したマスト盤”として注目を集め、公式には「CONCEPT ALBUM」として位置づけられています。

アルバムの概要

本作は、前作『rare collectives vol.1』と同時に発売されました。アルバムは2つのディスクで構成されており、Disc 1にはGLAYの1999年2月以降のシングルのカップリング曲が収録されています。このディスクには、注目すべき新曲「いつか」も含まれています。

一方、Disc 2は「HISASHI DISC」と称され、メンバーのHISASHIが手掛けた楽曲が集められています。この2つのディスクは、 GLAYの多彩な音楽スタイルと進化を映し出すものとなっています。

Disc 1の収録内容と特徴

Disc 1は、シングルのカップリング曲を中心に構成されています。以下に収録曲の一部を紹介します。

• - Young oh! oh!: 16thシングル「Winter,again」のカップリング曲で、アルバム初収録が実現。
• - HELLO MY LIFE: 同じく「Winter,again」からのカップリングであり、これもアルバム初収録です。
• - summer FM: 17thシングル「ここではない、どこかへ」のカップリングで、新たにノイズが付加されました。
• - ROCK ICONやGood Bye Bye Sunday、これらの曲もすべてアルバム初収録。

また、新曲である「いつか」はTBS系ドラマ『刑事☆イチロー』の主題歌として使用され、後にDVDシングルとして再リリースされました。

Disc 2の魅力

Disc 2には、HISASHIが作詞作曲した楽曲が収められています。

• - 17ans: 新曲で、フランス語で「17歳」という意味。
• - 道産子シーサー: ガレッジセールとのコラボ作品で、ファンにはお馴染みの楽曲です。

ここでも、多くのアルバム初収録のカップリング曲があり、特にHISASHIが手掛けた楽曲に焦点を当てることで、彼の独自の音楽性が強調されています。

参加ミュージシャン

『rare collectives vol.2』には、以下の豪華なミュージシャンが参加しています。

• - TERU (ボーカル)
• - TAKURO (エレクトリックギター、アコースティックギター)
• - HISASHI (エレクトリックギター、アコースティックギター)
• - JIRO (ベース)
• - 永井利光 (ドラムス)
• - D.I.E. (ピアノ、キーボード)
• - 小森茂生 (ピアノ、キーボード)
• - 弦一徹 (ヴァイオリン)

まとめ

GLAYの『rare collectives vol.2』は、彼らの音楽の進化や新たな試みを感じさせる内容で、ファンにとっては聴き逃せない一枚となっています。2003年の発売以来、多くのリスナーに愛され続けており、このアルバムは彼らの音楽史における重要な作品として位置づけられています。2011年には、続編となる『rare collectives vol.3』と『rare collectives vol.4』も登場し、作品のさらなるバリエーションが展開されました。

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