SAGAサンライズパーク

SAGAサンライズパーク

SAGAサンライズパークは、佐賀県佐賀市日の出にある総合運動公園で、1969年に設立された歴史ある施設です。その年、県の条例によって佐賀県総合運動場に指定され、翌1970年に陸上競技場が完成しました。公園はこれまでに数回の大規模な大会を開催し、1976年には第31回国民体育大会、2007年には青春・佐賀総体のメイン会場として使用されました。新たに2024年に予定されている第78回国民スポーツ大会および全国障害者スポーツ大会の開催が内定しているため、近年は再整備が進められています。

2024年の大会に向けて、2019年には隣接する佐賀県総合体育館が公園に組み込まれ、現在の名称「SAGAサンライズパーク」に改称されました。この運営は、当初は佐賀県体育協会が行っていましたが、2012年以降はセイカスポーツグループが管理を担っています。

施設紹介

SAGAサンライズパーク内には多様なスポーツ施設が整っています。

SAGAアリーナ

2023年にオープンした大規模アリーナで、8,000席を収容できます。多様なスポーツやイベントに対応しています。

陸上競技場 (SAGAスタジアム)

全面が全天候舗装に改良され、日本陸連第1種公認を取得した競技場。1995年にはナイター設備が整い、1998年には電光掲示板も設置されました。2012年までJリーグのサガン鳥栖の試合も行われていました。

第二競技場 (セカスタ)

日本陸連の第3種公認を取得した競技場で、全面はウレタン舗装。400mの周回路、天然芝フィールド、練習用のピットが配置されています。

水泳場 (SAGAアクア)

日本水泳連盟の認定を受けた50m屋内プールと25m屋内プールを持ち、多目的ホールも併設されています。収容人員は1580人です。

体育館 (SAGAプラザ)

多目的な利用が可能な体育館があります。

テニスフィールド

砂入り人工芝のテニスコートを16面と倶楽部ハウスを備えており、3000人の収容が可能です。

ボールフィールド

2面のサッカー・ラグビー用グラウンドがあり、2017年に天然芝から人工芝に改修されました。

エアーライフル射撃場

この施設には第2種射撃場としての資格があり、スケールも整っています。

再整備の進行

SAGAサンライズパークは、老朽化した設備の再整備に取り組んでいます。特に陸上競技場や水泳場は新たな開催基準を満たす必要があり、2016年から本格的な検討が始まりました。2018年には整備計画が策定され、アリーナの観客席数を拡大し、ペデストリアンデッキで施設を結ぶ案が発表！されました。この整備には470億円をもとにして197億円が新アリーナの建設に費やされ、最終的には535億円に増額されました。

交通アクセス

SAGAサンライズパークまでのアクセスは、JR佐賀駅から徒歩20分、またはバスを利用することで容易に到達することができます。自動車の場合は長崎自動車道の佐賀大和ICからおおよそ6kmです。

このようにSAGAサンライズパークは、スポーツ施設のみならず、再整備によってさらに魅力的な空間を提供することを目指しています。

もう一度検索