SC-03G

GALAXY Tab S 8.4 SC-03G

GALAXY Tab S 8.4 SC-03Gは、NTTドコモから発売されたサムスン電子製のタブレット端末です。このモデルは、ドコモの第3.9世代移動通信システム（Xi）と第3世代移動通信システム（FOMA）に対応したデュアルモード端末であり、高速通信が可能です。

概要

GALAXY Tab S 8.4 SC-03Gは、GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01Eの後継機種として、2014年8月に日本で発売されました。このモデルは、同年6月にアメリカ・ニューヨークで開催された「Samsung GALAXY PREMIERE 2014」で発表された「GALAXY Tab S」の8.4インチモデルをベースにしています。特にLTEの高速通信に対応しており、快適なインターネット利用が可能です。

ディスプレイ

8.4インチのワイドQXGA有機ELディスプレイ「Super AMOLED」を搭載しており、非常に鮮やかで美しい映像体験を提供します。また、Galaxy Tabシリーズで初めてフルセグに対応したモデルであり、外出先でもテレビ番組を楽しむことができます。ただし、NOTTVには対応していません。

バッテリー

バッテリー容量は4900mAhで、長時間の使用が可能です。バッテリーは本体に内蔵されており、交換が必要な場合はドコモショップに持ち込む必要があります。

その他

防水性能は備えておらず、赤外線通信やおサイフケータイにも対応していません。しかし、バッテリー内蔵のサムスン純正Bluetoothキーボードが同梱されており、これを活用することで、GALAXY Tab S 8.4をノートパソコンのように使用できます。キーボード側の溝に本体を固定することで、縦横どちらの向きでも立てて使用できます。ただし、ヒンジがないため、角度調整はできません。キーボードと本体は一体化してロックすることも可能です。

通話機能は搭載されていませんが、「Side Sync」機能を利用することで、近くにあるGALAXYスマートフォンのリモート操作を通じて間接的に通話が可能です。また、オーディオ再生は新たにハイレゾ音源に対応し、高音質な音楽体験を提供します。

プリインストールアプリケーション

PC連携アプリ
Samsung Kies 3
Google標準アプリ
メーカー提供アプリ

主な機能

8.4インチ Super AMOLED ディスプレイ
フルセグ対応
LTE高速通信
ハイレゾ音源対応
Bluetoothキーボード同梱

歴史

2014年9月30日: NTTドコモより正式発表、予約受付開始。
2014年12月12日: 発売開始。
2015年9月7日: Android 5.0へのアップデート提供開始。
2017年1月12日: Android 6.0へのアップデート提供開始。

関連項目

Samsung Galaxy
SC-01E: 先代機種
GALAXY Tab S SCT21: au向けの兄弟機種。GALAXY Tab S 10.5がベースの10.5インチモデル。

脚注

注釈
出典

外部リンク

* GALAXY Tab S 8.4 SC-03G | 製品 | NTTドコモ

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