SCV31

「Galaxy S6 edge SCV31」は、KDDIおよび沖縄セルラー電話から発売された、auブランドのスマートフォンです。サムスン電子が開発し、日本ではサムスン・テレコミュニケーションズ・ジャパンが輸入販売を担当しました。この機種は、第3.9世代および第4世代の通信規格に対応しており、au 4G LTE、au VoLTE、au 4G LTE CA、WiMAX2+といった高速通信を利用できます。

特徴的なデザインと機能

「Galaxy S6 edge SCV31」の最大の特徴は、その両側にカーブしたデュアルエッジスクリーンです。これにより、従来のスマートフォンとは一線を画す、革新的なデザインを実現しています。通常の利用時には、このデュアルエッジスクリーンを含めたディスプレイ全体にアプリが表示されます。先行モデルであるGALAXY Note Edge SCL24のエッジスクリーンとは異なり、アプリランチャー機能は搭載されていません。

日本市場向けの独自機能として、ワンセグ・フルセグ放送の受信、おサイフケータイ、そしてau版Galaxyシリーズでは初となるおくだけ充電（Qi）に対応しました。また、高音質な通話が可能なau VoLTEサービスも利用できます。一方で、3G回線での音声通話やデータ通信には非対応となっています。VoLTEを利用するには、au ICカードをau Nano IC Card 04(VoLTE)に交換する必要がありました。ストレージ容量は64GBモデルと32GBモデルの2種類から選べます。

その他機能とセキュリティ

この機種には、PC向けWebブラウザが標準装備されています。しかし、携帯向けサイト（EZWeb）は閲覧できません。また、「安心セキュリティパック」にもフル対応しています。

「Galaxy S6 edge SCV31」は、防水・防塵性能は搭載されていません。キャッチコピーは「NEXT IS NOW 美しさが、時代を創る。」です。

発売とアップデート

2015年3月1日、スペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congress 2015でグローバルモデルが発表され、日本での販売も予告されました。同年4月8日にはKDDIとサムスン・テレコミュニケーションズ・ジャパンから正式発表があり、4月23日に全国で一斉発売されました。2016年5月19日には、Android 6.0.1へのアップデートが開始されました。

主なアップデート内容

• - 2015年5月18日：700MHz帯周波数(Band 28)への対応とauシェアリンク機能に対応しました（ビルド番号：LRX22G.SCV31KDU1AOE1）。
• - 2015年5月27日：通話品質の劣化に関する修正が行われました（ビルド番号：LRX22G.SCV31KDU1AOE2）。

関連機種

• - 先代機種：GALAXY S5 SCL23
• - エッジスクリーン搭載機種：GALAXY Note Edge SCL24
• - NTTドコモ向け兄弟機種：SC-04G（ストレージ容量は64GBモデルのみ）
• - ソフトバンク向け兄弟機種：SoftBank 404SC（ストレージ容量選択可能、グリーンカラーあり）

イメージキャラクター

• - 松井珠理奈（SKE48）：SCV31のCMイメージキャラクターを務めました。

外部リンク

• - Galaxy S6 edge（ギャラクシー エスシックス エッジ） SCV31 | スマートフォン | au
• - Galaxy S6 edge | SAMSUNG

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