SEE-SAW (レーベル)

シーソー（SEE-SAW）について

シーソーは、ポニーキャニオン（旧キャニオン・レコード）が設立したレーベルの一つで、1976年にスタートしました。このレーベルは、特に日本のロック音楽の発展に寄与したことで知られています。1970年代から1990年代末まで、数多くのアーティストやアルバムをリリースし、日本の音楽シーンに影響を与えました。しかし、現在は活動が休止しており、過去の作品の再発時にレーベル名が見られることがあるのみとなっています。

設立と活動

シーソーは、多様なアーティストに焦点を当て、特にロック系の音楽を重視しました。設立当初から活躍していたアーティストたちには、Be、Char、COBRAなど、今なお人気のある名前が並んでいます。さらに、1978年から1982年の間には、EastWestの参加アーティストによるコンピレーション・アルバムもリリースしており、多くのファンに愛される音楽を提供していました。これにより、シーソーは日本のロックシーンにおいて重要な役割を果たしました。

主なアーティスト

シーソーがリリースしたアーティストは多岐にわたります。例えば、ダイアモンド☆ユカイやザ・シャムロック、The pillowsなど、今でも愛され続けているアーティストが数多く所属していました。加藤いづみや関口誠人といったシンガーソングライター出身のアーティストも多数活動しており、その音楽センスは今でも評価されています。また、伝説的なバンドとして知られる四人囃子や、個性豊かなグループのCOW COWやグループ犬のDOG FIGHTなど、幅広いジャンルでファンを魅了しました。

現在の状況

シーソーは、一時代を築いたレーベルとしての面影を残しながらも現在は休止状態にあります。頻繁に新しい音楽をリリースすることはありませんが、過去の名盤やアーティストの活動を讃えることができる場として、旧譜の再発やプレスが行われる際にはレーベル名が使用されます。このようにして、シーソーは日本の音楽文化の中で重要な位置を占め続けています。

幕を下ろすにあたって

シーソーの存在は、単にレコードをリリースするだけでなく、多くのアーティストとリスナーをつなぐ架け橋となりました。彼らが所属していた時代の音楽は、今の日本音楽シーンに多大な影響を与え続けています。シーソーの音楽が語り継がれる中で、今後も多くのファンに愛され続けることでしょう。

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