SH-01B

SH-01B：進化したカメラとタッチ操作が魅力のAQUOS SHOT

SH-01Bは、シャープが開発しNTTドコモから発売された、FOMA対応の携帯電話です。2009年夏モデルとして登場したSH-06Aの後継機種であり、AQUOS SHOTシリーズのドコモ向け2代目にあたります。回転2軸式のボディに、前モデルより大型の3.4インチフルワイドVGA液晶とタッチパネルを搭載し、操作性の向上を図っています。

カメラ機能：高画質と多彩な機能で撮影をサポート

SH-01Bの最大の特徴は、その高性能カメラです。メインカメラには1210万画素CCDカメラを搭載。ソフトバンクモバイルやau向け機種と同等の高画素数を実現し、鮮明な画像を撮影可能です。また、LEDフラッシュ、ISO12800相当の高感度モードにより、暗い場所での撮影にも対応しています。

さらに、シーン自動認識機能により、被写体に最適な撮影モードを自動で選択。手ブレ補正には「6軸手ブレ補正」「動き検出被写体ブレ補正」に加え、「高感度ブレ補正」も搭載し、従来機種を上回る効果を発揮します。サブカメラはFWVGA対応の43万画素CMOSカメラを搭載。チェイスフォーカス機能も継承し、フォーカスを合わせた被写体を自動追尾します。ベストショットを選択して保存できる連写機能も備えています。

個人検出機能も搭載されており、登録した人物を優先的に検出。撮影した写真には名前情報も保存され、データBOXから人物別に写真を確認できます。データBOX検索では、様々な条件で効率的に写真を探し出すことが可能です。

タッチ操作とインターフェース：快適な操作性を実現

SH-01Bは、静電式タッチパネルとタッチクルーザーを搭載しています。液晶を表面に向けたビューアーポジションではタッチパネルが反応し、通常時はタッチクルーザーと十字キーが優先されます。タッチ、スライドに加え、二本指による拡大縮小も可能です。手書きメモ機能も備えており、メモ取りなどに活用できます。

デザインとその他の機能：洗練されたデザインと便利な機能

背面は鏡面仕上げのクリスタル加工が施され、ガラスのような質感を実現しています。有機ELサブディスプレイは、鏡面越しに時間やメール件数を表示します。ヒンジ部を除く背面の縁にはイルミネーションが内蔵され、着信や開閉時に光ります。

覗き見防止機能「新ベールビュー」はカラー表示に対応。音声入力によるメールやiモード検索、地図アプリの目的地設定も可能です。ドルビーモバイルによるVirtual 5.1chサラウンド技術も搭載。オートGPS、iコンシェルジュ拡張、マイエリア、地図アプリのバージョンアップにも対応しています。ただし、HSUPAには非対応です。

歩数計による消費カロリー計算や目標設定、健康管理iアプリとの連携も可能です。名刺リーダー、新聞コラムリーダーといったテキスト読み取り機能や、電話帳会社名検索機能も備えています。電子書籍、漫画、電子辞書に対応したマンガブックリーダー、Word、Excel、PowerPoint、PDFビューアーも搭載。サブカメラを使った手鏡機能も備えています。PCメールの送受信を可能にするリモートメールアプリも搭載しています。

ワンセグ機能とアプリ：充実のエンタメ機能

ワンセグ放送の視聴、EPGによる録画予約、外部メモリ（microSD）への録画、字幕放送、マルチウィンドウ表示、Bluetoothによるワイヤレス音声出力など、多彩な機能を備えています。「SV (Super Vivid) エンジン」により、映像をより鮮やかに再現します。プリインストールアプリとして、ゲームソフトや地図アプリ、各種ユーティリティなど、多くのアプリが搭載されています。

まとめ

SH-01Bは、高画質カメラ、進化したタッチ操作、そして豊富な機能を備えた、魅力的な携帯電話でした。2009年当時としては、最先端の技術とデザインを融合した、ハイエンドモデルと言えるでしょう。

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