『
SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ』は、SNKと
カプコンのクロスライセンスプロジェクトから生まれた、
ネオジオポケット用
カードゲームです。
1999年の初代発売以降、様々なプラットフォームでシリーズ展開され、多くのファンを魅了してきました。本記事では、シリーズの概要、ゲームシステム、カードの種類、そして各作品の特徴について詳しく解説します。
シリーズ概要
1999年10月21日にSNK(旧社)から発売された、
ネオジオポケット用の
カードゲーム。SNKと
カプコンの人気キャラクターたちがカードとなって激突します。バージョン違いとして、初期状態や獲得カードの比率が異なる『SNKサポーターズバージョン』と『CAPCOMサポーターズバージョン』が存在します。
2022年には、2つのバージョンを収録した
Nintendo Switch版も発売されました。
未来蜂歌留多商会が企画制作し、
ハドソンから発売されたトレーディング
カードゲーム。
ネオジオポケット版のルールを調整し、実際のTCGとして楽しめます。ゲームバランスの調整や、援護システムの変更などが加えられています。
2001年にSNK(旧社)から発売された
ネオジオポケットカラー専用ソフト。前作から登場キャラクター数、カード数を大幅に増量した続編です。リアクションカードの導入により、戦略性が増しています。SNKが新規開発した最後のタイトルでもあります。
2006年にSNKプレイモアから発売された
ニンテンドーDS用ソフト。シリーズ初のDS作品として、ストーリーやシステムが一新されました。『
逆転裁判』や『デビルメイクライ』など、新たなキャラクターも参戦しています。
ゲームシステム
基本ルール
50枚のカードで構成されたデッキを使用(同種類のカードは3枚まで)。
キャラカードを置ける場は3つ。
自分のターンに、カードを引いたり、キャラカードを配置したり、アクションカードを使用したり、戦闘を行います。
SP(精神力)を消費して、カードを配置したり、アクションカードを使用したり、合体攻撃を行ったりします。
相手のHPを0にするか、山札が尽きた場合に勝利となります。
カードの種類
キャラカード: SNKや
カプコンのキャラクターが描かれたカード。BP(攻撃力&体力)とSPが設定されています。能力を持つカードも存在します。
アクションカード: 様々な効果を発揮するカード。SPを消費して使用します。硬直、手札、BP、HP、KO、SP、ドロー、能力、捨て札、山札などを操作する効果があります。
キャラカードの能力
●: 常に発生している能力。合体攻撃に参加すると無効化されます。
▲: 場にキャラクターを置いた際に自動で発動する能力。合体攻撃では無効化できません。
■: 場に置いた次のターンから、そのキャラクターを硬直させることで発動できる能力。
援護
キャラカードには援護してくれるキャラクターが設定されており、対応するキャラカードを重ねることでBPを上げることができます。
カードの種類とランク
カードにはS〜Dまでのランクが設定されており、対戦勝利後の賞品確率、トレーディングマシーンでの出現確率、トレードショップでの必要カードに影響します。Sランクが最もレアで強力です。
シリーズ作品ごとの特徴
VERSUS TCG: ネオジオポケット版からルールが変更され、SPの概念がより重要になっています。
カードファイターズ2 EXPAND EDITION: リアクションカードが追加され、戦略性が向上しています。
カードファイターズDS: フォースシステムが導入され、デッキ構築の自由度が増しています。
関連商品
サウンドトラックCD: 『
SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ』の楽曲を収録。
*
コミカライズ: 『
コミックボンボン』で連載。
まとめ
『
SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ』シリーズは、SNKと
カプコンのキャラクターたちが織りなす、奥深い
カードゲームです。
ネオジオポケット版からDS版まで、それぞれの作品に個性があり、長く楽しめるシリーズとなっています。ぜひ、お気に入りの作品を見つけて、カードバトルに挑戦してみてください。