SO-03C

ドコモ スマートフォン Xperia ray SO-03C の詳細

概要

Xperia ray SO-03Cは、ソニー・エリクソン（現在はソニーモバイル）の製品で、NTTドコモ向けに提供されたスマートフォンです。このモデルは、2011年の冬モデルとして発表され、特に女性ユーザーを意識したデザインが評価されました。コンパクトなボディに最新の機能が詰まっており、幅53mm、厚さ9.4mmのスリムな形状は、持ち運びやすさと操作性を向上させています。OSにはAndroid 2.3 Gingerbreadを採用しています。

特徴

Xperia rayの特徴的な点は、小型ながらも高機能な仕様が挙げられます。そのデザインには、超硬アルミ合金が使用されており、強度が保たれています。液晶画面には化学強化ガラスが施され、Reality displayが採用されているため、視認性も優れています。また、フルタッチパネルを搭載しており、Gセンサーやデジタルコンパス、接近センサーを搭載しています。

さらに、デバイスの下部にはクレッセントラインが設計されており、充電中や着信時に光る演出が施されています。通信性能では、下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの通信が可能で、Wi-Fiにも対応しており、テザリング機能も使用できます。

カメラ

Xperia rayには810万画素のカメラが搭載されており、Sonyの裏面照射技術「Exmor R for mobile」を使用することで、暗い場所でも高感度な撮影が可能です。また、顔認識やコンティニュアスオートフォーカスなどの機能も充実しており、逆光や夜景性能にも優れています。

音楽機能

音楽機能も強化されており、国内最大の音楽配信サービスmoraが利用でき、楽曲の購入やダウンロードが可能です。音声認識機能「TrackID」との連携により、FMラジオで流れる曲の情報を検索し、購入することもできるため、音楽を楽しむには最適です。

メールとブラウザ

ブラウザにはFlash Player、JavaScript、HTML5に対応しており、パソコンと同様にサイト閲覧がスムーズです。Gmailやiモードメールもサポートされており、複数アカウントでのプッシュメールサービスや音声入力メールにも対応しています。また、緊急地震速報も受信可能です。

アプリケーション

Androidマーケットやdマーケットからは多くのアプリケーションが入手可能で、標準でプリインストールされるアプリも豊富です。アプリの管理も簡素化されており、ユーザーはアプリトレイから直接削除することができます。

歴史

Xperia rayは、2011年5月に技術基準適合証明を通過し、正式に発表された後、同年8月に発売が開始されました。2012年には、アップデートも行われ、さらなる機能強化が図られましたが、Android 4.0へのバージョンアップはメモリ不足のため断念されました。

まとめ

このように、Xperia ray SO-03Cは、スタイリッシュかつ機能的なスマートフォンであり、特に女性ユーザーに適したデバイスとして評価されています。デザイン、安全性、通信機能に優れたこのスマートフォンは、利用者にとって快適な操作を提供することを目的としています。今なお、多くのファンに支持されている理由が詰まった製品です。

もう一度検索