SPEED TOUR RISE IN TOKYO DOME

『SPEED TOUR RISE IN TOKYO DOME』は、日本の人気ガールズグループSPEEDが1998年に行ったセカンドライブの模様を収めた映像作品です。1998年10月10日に東京ドームで開催された公演を収録しており、1999年1月20日にトイズファクトリーからVHSとして発売されました。その後、2003年9月18日にDVDで再発売されています。

このライブは、SPEEDにとって史上最年少での初の全国ツアーの最終公演であり、東京ドームという大舞台でのパフォーマンスは、当時の彼女たちの人気と勢いを象徴しています。セットリストは、セカンドアルバム『RISE』の収録曲がほぼ半分を占めており、ライブ後半では「White Love」や「ALL MY TRUE LOVE」など、数々のヒットシングルが惜しみなく披露されるという構成になっています。

ライブは、アルバムタイトルにもなっている「RISE」のオープニングで幕を開けます。その後、「Sophisticated Girl」や「Wake Me Up!」といったアップテンポなナンバーで会場のボルテージは一気に上昇。「STEADY」では、彼女たちのクールな一面を垣間見ることができます。

中盤では、「Starting Over(Acoustic)」や「熱帯夜」など、普段とは異なるアレンジで楽曲が披露され、彼女たちの音楽性の幅広さを感じさせます。そして、「Body & Soul」のイントロが流れると、会場は再び熱狂に包まれ、観客は一体となって歌い、踊り、盛り上がります。

後半は、「Go! Go! Heaven」「White Love」「ALL MY TRUE LOVE」といった、SPEEDを代表するシングル曲が畳みかけるように繰り出されます。これらの曲では、メンバーそれぞれのソロパートもフィーチャーされており、彼女たちの歌唱力とパフォーマンス力を存分に堪能することができます。

アンコールでは、「I'll be all right」「my graduation」「ラブリーフレンドシップ」といった楽曲が披露され、感動的なフィナーレを迎えます。特典映像として、「Too Young」「I Remember」「Kiwi Love」なども収録されており、見どころ満載の内容となっています。

『SPEED TOUR RISE IN TOKYO DOME』は、SPEEDの絶頂期を記録した貴重な映像作品であり、彼女たちのファンはもちろん、90年代のJ-POPシーンを振り返りたい人にもおすすめです。

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