STARSHIP -光を求めて-

『STARSHIP -光を求めて-』

1984年5月21日にリリースされたALFEEの18枚目のシングル「STARSHIP -光を求めて-」は、同年に公開された東宝製作のアニメ映画『SF新世紀レンズマン』のテーマソングとして知られています。アルフィーのシングルとしては初めて劇場用アニメ映画の主題歌を担当した作品となりました。タイトル曲は「平和のテーマ」、そしてカップリング曲は「愛のテーマ」と位置付けられています。

この楽曲の特徴的な点は、リードボーカルが桜井賢から始まり、曲の終盤で高見沢俊彦に交代する部分です。このスタイルはリスナーに強い印象を与え、二人のボーカリストの個性がそれぞれ表現されています。曲は、高見沢俊彦が作詞・作曲を手掛け、アレンジはALFEEと井上鑑によって行われています。

シングルの収録内容は以下の通りです。

• - STARSHIP -光を求めて-

- 作詞：高見沢俊彦・高橋研
- 作曲：高見沢俊彦
- 編曲：ALFEE with 井上鑑

• - 愛の鼓動

- 作詞・作曲：高見沢俊彦
- 編曲：ALFEE with 井上鑑

また、両楽曲ともにアルバムに収録されています。特に「愛の鼓動」は、以前のシングル「別れの律動」に収録されていたカップリング曲「挽歌」以来のアルバム収録となり、ファンにとっても注目の一枚となっています。

収録アルバムには、「THE RENAISSANCE」や「ALFEE GOLD」、「BEST SELECTION」など、多数のコンピレーションに掲載されています。これにより、新旧のファンが手に取りやすいように広く流通されています。さらに、「NON-STOP THE ALFEE|THE_ALFEE」や「THE ALFEE|THE_ALFEE SINGLE HISTORY VOL.II 1983-1986」などの作品にも収録されているため、この楽曲の人気が伺えます。

このシングルのレコーディング時には、一時的な仮タイトル「Starshine」が用意されていました。このタイトルは、最終的に現在の「STARSHIP -光を求めて-」に変わることとなりました。キャッチーで壮大なメロディが特徴のこの曲は、アルフィーのファンのみならず、アニメ映画のファンにも広く愛されている存在です。

「STARSHIP -光を求めて-」は、ただのシングルとしての役割を越え、アニメ映画と音楽の架け橋となり、今なお多くのリスナーに感動を与え続けています。この曲を通じて、平和や愛のメッセージが伝えられ、多くの人々の心を打っています。

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