STB139 スイートベイジル

STB139 スイートベイジルについて

STB139 スイートベイジルは、東京都港区六本木に存在していたライブハウス兼レストランです。この場所の名称は、「Sound-ful Taste-ful herB-ful」と「東経139度」を組み合わせたもので、食と音楽、さらにはハーブをテーマにした独自のコンセプトを表しています。

沿革

この施設は1998年12月、エスビー食品によって開業されました。オープン時には、ハーブをテーマにした新しいスタイルのレストランとして期待を寄せられ、「食と音の感動の出会い」を提案する場として設計されました。開店当初は、ニューヨークの有名ジャズクラブ「スイート・ベイジル」の運営権を持つスイート・ベイジル株式会社がライセンスを持っていましたが、やがて業務提携は解消されました。その後、STB139は、日本のジャズミュージシャンや多様なジャンルのアーティストによるライブを開催し、音楽ファンにとっての特別な場所となりました。

音楽と食の融合

STB139では、食事を楽しみながら生演奏を聴くというユニークな体験が提供され、観客は様々なジャンルの音楽を堪能することができました。ジャズだけでなく、ポップ、ロック、電子音楽など、多彩なアーティストのパフォーマンスが行われ、訪れる人々にダイナミックな体験を提供しました。ここでは、音と美食が交わり、参加者はライブとともに食事を楽しむことができました。

しかし、2014年5月には、建物及び設備の安全調査を実施するために営業を一時休止する事態となりました。この調査の結果、その後の運営再開は実現せず、最終的にはこの地に2017年10月、カンデオホテルズ東京六本木が新たにオープンしました。こうして、STB139は音楽と食を楽しむ場所としての役割を終えることとなり、訪問者にとって心に残る思い出や体験を提供した名所として記憶されています。

関連項目

STB139に関連する事柄として、日清パワーステーションというもう一つのライブハウスが挙げられます。こちらは日清食品が運営していたもので、その時代の音楽シーンにおいて重要な役割を果たしました。また、吉井和哉がSTB139で行ったライブを収録したアルバム「AT THE SWEET BASIL」も、この場所の名を広める手助けとなった一因と言えるでしょう。

脚注と出典

この情報のさらに詳しい内容は、外部リンクやアーカイブにアクセスすることで確認できるため、興味がある方はぜひ訪れてみることをお勧めします。

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