STEREO (山崎まさよしのアルバム)
『STEREO（ステレオ）』は、シンガーソングライター山崎まさよしが、自身のキャリアにおいて初めてプライベートなスタイルで制作したオリジナルアルバムです。1996年11月4日にポリドール・レコードからリリースされました。
本作における「プライベート・アルバム」とは、一般的に複数のミュージシャンやアレンジャーと共同で制作されることの多い音楽制作において、作詞、作曲、編曲、そして演奏やヴォーカルに至るまですべて山崎まさよし本人が単独で行い、自身のペースや感性を強く反映させた作品であることを指します。公式のディスコグラフィにおいても、この独自の制作スタイルを示すために「プライベート・アルバム」という分類が用いられることがあります。
このアルバムは、後に続編となる『STEREO 2』（1997年11月27日発売）も生み出しましたが、山崎まさよしが一人で音楽制作を行うスタイルは、必ずしも「ステレオ」シリーズに限定されるものではありません。本作のCD帯には、「山崎番外編シリーズ第一弾」というコピーが記載されており、当時の意欲的な試みであったことがうかがえます。
リリース後の展開として、2002年5月29日には、同時発売された限定ライブシングル『心拍数』（合計10種）および2枚組ライブアルバム『Transit Time』に、「ツバメ」「Mr.Spell Man」を除く本作収録曲のライブ音源が分散して収録されるというユニークな試みが行われました。また、CDジャケットは、ファンクラブ会員による投票企画「好きなジャケット写真～アルバム部門」で第1位に選ばれるなど、ファンからの評価も高いアートワークとなっています。さらに、発売から10年以上を経た2007年12月19日には、アナログ盤がボックスセット仕様でリリースされ、再び注目を集めました。
収録曲
1. ツバメ
2. セロリ（Prototype）
3. ただ ただ…
4. Mr.Spell Man
5. ステレオ
6. ふたりでPARISに行こう
7. コイン
楽曲解説
ツバメ
カーテンや窓を開ける音、そして窓から聞こえる街の雑踏音といった、当時の山崎まさよし自身の自宅で実際に録音されたと思われる環境音から始まる楽曲です。「霞の向こうに新宿が見える」という歌詞は、自宅付近の甲州街道から見える実際の景色をイメージしたと本人が語っています。ライブではピアノ弾き語りで披露される機会が多く、その映像はライブDVD『DOMINO ROUND』に収録されています。
セロリ（Prototype）
後にSMAPがカバーし、広く知られることとなる楽曲「セロリ」の、このアルバムのために制作されたバージョンです。このバージョンは、3rdシングルとしてリリースされたものとは異なるアレンジが施されています。また、ライブテイクが13thシングル「心拍数（通常版）」のカップリング曲として収録されています。
コイン
この楽曲は、山崎まさよし初のミュージックビデオ集『動く山崎 VIDEO CLIPS 1995-1998』において、唯一ライブ映像で収録された楽曲として知られています。
関連作品
本作に収録されている楽曲の一部は、その後の山崎まさよしの様々な作品にも収録されています。例えば、「セロリ」はオリジナルアルバム『HOME』やベストアルバム『BLUE PERIOD』に、「ツバメ」「セロリ」「ステレオ」はライブアルバム『ONE KNIGHT STANDS』に、「ツバメ」「ステレオ」「ふたりでPARISに行こう」はライブアルバム『WITH STRINGS』に、「セロリ」「ただ ただ…」「ステレオ」はライブアルバム『心拍数』の異なる形態に、「ツバメ」「セロリ」「ただ ただ…」「コイン」はベストアルバム『The Road to YAMAZAKI 〜the BEST for beginners〜』にそれぞれ収録されています。
関連項目
STEREO 2 - 本作の続編として制作されたプライベート・アルバムです。
1996年の音楽
1997年の音楽
本作における「プライベート・アルバム」とは、一般的に複数のミュージシャンやアレンジャーと共同で制作されることの多い音楽制作において、作詞、作曲、編曲、そして演奏やヴォーカルに至るまですべて山崎まさよし本人が単独で行い、自身のペースや感性を強く反映させた作品であることを指します。公式のディスコグラフィにおいても、この独自の制作スタイルを示すために「プライベート・アルバム」という分類が用いられることがあります。
このアルバムは、後に続編となる『STEREO 2』（1997年11月27日発売）も生み出しましたが、山崎まさよしが一人で音楽制作を行うスタイルは、必ずしも「ステレオ」シリーズに限定されるものではありません。本作のCD帯には、「山崎番外編シリーズ第一弾」というコピーが記載されており、当時の意欲的な試みであったことがうかがえます。
リリース後の展開として、2002年5月29日には、同時発売された限定ライブシングル『心拍数』（合計10種）および2枚組ライブアルバム『Transit Time』に、「ツバメ」「Mr.Spell Man」を除く本作収録曲のライブ音源が分散して収録されるというユニークな試みが行われました。また、CDジャケットは、ファンクラブ会員による投票企画「好きなジャケット写真～アルバム部門」で第1位に選ばれるなど、ファンからの評価も高いアートワークとなっています。さらに、発売から10年以上を経た2007年12月19日には、アナログ盤がボックスセット仕様でリリースされ、再び注目を集めました。
収録曲
1. ツバメ
2. セロリ（Prototype）
3. ただ ただ…
4. Mr.Spell Man
5. ステレオ
6. ふたりでPARISに行こう
7. コイン
楽曲解説
ツバメ
カーテンや窓を開ける音、そして窓から聞こえる街の雑踏音といった、当時の山崎まさよし自身の自宅で実際に録音されたと思われる環境音から始まる楽曲です。「霞の向こうに新宿が見える」という歌詞は、自宅付近の甲州街道から見える実際の景色をイメージしたと本人が語っています。ライブではピアノ弾き語りで披露される機会が多く、その映像はライブDVD『DOMINO ROUND』に収録されています。
セロリ（Prototype）
後にSMAPがカバーし、広く知られることとなる楽曲「セロリ」の、このアルバムのために制作されたバージョンです。このバージョンは、3rdシングルとしてリリースされたものとは異なるアレンジが施されています。また、ライブテイクが13thシングル「心拍数（通常版）」のカップリング曲として収録されています。
コイン
この楽曲は、山崎まさよし初のミュージックビデオ集『動く山崎 VIDEO CLIPS 1995-1998』において、唯一ライブ映像で収録された楽曲として知られています。
関連作品
本作に収録されている楽曲の一部は、その後の山崎まさよしの様々な作品にも収録されています。例えば、「セロリ」はオリジナルアルバム『HOME』やベストアルバム『BLUE PERIOD』に、「ツバメ」「セロリ」「ステレオ」はライブアルバム『ONE KNIGHT STANDS』に、「ツバメ」「ステレオ」「ふたりでPARISに行こう」はライブアルバム『WITH STRINGS』に、「セロリ」「ただ ただ…」「ステレオ」はライブアルバム『心拍数』の異なる形態に、「ツバメ」「セロリ」「ただ ただ…」「コイン」はベストアルバム『The Road to YAMAZAKI 〜the BEST for beginners〜』にそれぞれ収録されています。
関連項目
STEREO 2 - 本作の続編として制作されたプライベート・アルバムです。
1996年の音楽
1997年の音楽
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