「SWEET HEART MEMORY」(スウィート・ハート・メモリー)は、ヴィジュアル系ロックバンド
SHAZNAが
1998年1月7日にRCA
アリオラジャパンから発表したメジャー4枚目の
シングルである。
この
シングルは、表題曲である「SWEET HEART MEMORY」が
テレビ朝日系の
バラエティ番組『
トゥナイト2』のエンディングテーマとして使用されたことで、幅広い層に知られることとなった。キャッチーなメロディと
IZAMの独特な歌声が番組の雰囲気にマッチし、多くの視聴者の耳に残った。
チャート成績も非常に好調で、プラネット
シングルチャートでは週間1位を獲得。これは、
SHAZNAにとって「
Melty Love」、「
White Silent Night」に続いて3曲目の週間1位となり、彼らの人気を不動のものとした。この記録からも、当時、
SHAZNAが音楽シーンにおいて確固たる地位を築いていたことが伺える。
シングルには、カップリング曲として「VOICE」が収録されている。「VOICE」はインディーズ時代からの楽曲だが、メジャーリリースに際して歌詞が大幅に変更されており、ファンにとっても新たな魅力を発見できる楽曲となっている。また、本作にはそれぞれの楽曲のインストゥルメンタルバージョンも収録されており、楽曲の多様な側面を楽しむことができる。
「SWEET HEART MEMORY」は、
SHAZNAの代表曲の一つとして、現在でも多くのファンに愛され続けている。彼らの音楽性を象徴するような、美しいメロディと切ない歌詞が魅力である。
SHAZNAの音楽を語る上で、この
シングルは欠かせない存在と言えるだろう。
収録曲
1. SWEET HEART MEMORY [4:49]
- 作詞:
IZAM 作曲:A・O・I 編曲:山口一久・佐藤宣彦・
SHAZNA
2. VOICE [6:20]
- 作詞:
IZAM 作曲:A・O・I 編曲:山口一久・佐藤宣彦・
SHAZNA
- インディーズ時代からの楽曲だが、歌詞が大幅に変更されている。
3. SWEET HEART MEMORY(Non Vocal Version)
4. VOICE (Non Vocal Version)
この
シングルは、その後の
SHAZNAの活動にも大きな影響を与えた。特に「SWEET HEART MEMORY」は、ライブでの定番曲として演奏されることが多く、ファンにとっては特別な一曲となっている。この曲の成功は、
SHAZNAがより多くの人々に知られるきっかけとなり、その後の活躍を支える原動力となった。
また、この
シングルに収録された楽曲は、
SHAZNAの音楽性の幅広さを示すものでもある。表題曲のキャッチーで親しみやすいメロディに加え、カップリング曲の持つ独特な雰囲気は、彼らの音楽的な多様性を十分に感じさせてくれる。
SHAZNAのファンはもちろんのこと、幅広い音楽ファンにもおすすめしたい作品である。