Samsung Galaxy S6

Samsung Galaxy S6シリーズ

Samsung Galaxy S6、Galaxy S6 edge、Galaxy S6 edge+は、サムスン電子が開発したAndroidスマートフォンです。これらのモデルは、2015年3月1日に発表され、4月10日から世界20か国での発売が開始されました。前世代のGalaxy S5の後継機として位置づけられていますが、過去の経験を活かしつつも、新たな基準に立ってゼロから開発されたことが特徴です。

デザインとディスプレイ

このシリーズの注目ポイントの一つは、特にGalaxy S6 edgeおよびGalaxy S6 edge+に搭載された曲面ディスプレイです。このディスプレイは、Galaxy Note Edgeと同様の技術が用いられ、左右の側面に位置しており、視覚的なインパクトを与えるデザインとなっています。また、背面には耐久性のあるGorilla Glass 4が採用されており、偏光フィルムのおかげで光の当たり具合に応じて異なる表情を見せます。

技術的特徴

さらに、従来のGalaxyシリーズと異なる点として、ユーザーによるバッテリーの取り外しや交換が不可能になりました。また、microSDカードスロットも廃止されており、ストレージの拡張ができない仕様となっています。しかし、ワイヤレス充電に関しては、qi（おくだけ充電）やPower Matters Alliance（PMA）といった規格に対応しており、利便性も考慮されています。

日本市場への投入

日本ではGalaxy S6とGalaxy S6 edgeが正式に発売されましたが、Galaxy S6 edge+は日本市場には投入されていません。さらに、Galaxy S6シリーズ以降、日本向けのモデルについては「SAMSUNG」ではなく「Galaxy」というブランディングが採用されるようになりました。2022年に発売されたGalaxy S22まで「SAMSUNG」のブランドロゴは見られなかったものの、2023年のGalaxy S23の登場により、8年ぶりにそのロゴが復活しました。

Galaxy World Tour 2015 TOKYO

また、サムスン電子ジャパンは2015年4月8日に「Galaxy World Tour 2015 TOKYO」というイベントを開催しました。このイベントでは、Galaxy S6とその派生モデルであるGalaxy S6 edgeを日本国内で初めて紹介しました。NTTドコモの副社長やKDDIの社長からもビデオメッセージが寄せられ、ファッションショーあわせて筧美和子や飯豊まりえ、尾崎美紀、志田友美などのモデルも登場し、盛況のうちに行われました。

日本国内モデルの仕様

日本国内向けのモデルには以下のような機種があります：

• - NTTドコモ：

- Galaxy S6 edge SC-04G
- Galaxy S6 SC-05G

• - KDDI・沖縄セルラー電話連合（au）：

- Galaxy S6 edge SCV31

• - ソフトバンクモバイル：

- Galaxy S6 edge 404SC

これらのモデルは、特に日本市場向けにカスタマイズされており、高いユーザビリティを誇っています。

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