Seed (Janne Da Arcの曲)

「seed」は、日本のヴィジュアル系ロックバンド、Janne Da Arcが2001年にリリースした9枚目のシングルです。前作「NEO VENUS」から約3ヶ月という短いスパンで発表され、次作「シルビア」、そして「feel the wind」へと続く、恋愛シングル3部作の先駆けとなる作品です。

このシングルでは、音楽プロデューサーの岡野ハジメ氏を共同サウンドプロデューサーとして初めて迎え、新たな音楽的アプローチに挑戦しています。表題曲「seed」は、TBS系列のバラエティ番組『月極ワンダフル』のテーマ曲に起用され、幅広い層に楽曲が届けられました。Janne Da ArcのシングルA面曲としては珍しく、ライブテイク（映像・音源）が商品化されていない楽曲としても知られています。

収録曲は以下の通りです。

1. seed
- 作詞・作曲：yasu / 編曲：Janne Da Arc、岡野ハジメ
- 出会いをテーマにした楽曲で、この曲でフジテレビ系列の音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』に初出演を果たしました。キャッチーなメロディーと、yasuの力強いボーカルが印象的です。

2. ナイフ
- 作詞・作曲：kiyo / 編曲：Janne Da Arc、岡野ハジメ
- kiyoが作詞作曲を手掛けたナンバーで、キーボードの旋律が際立つ楽曲です。こちらも岡野ハジメ氏が編曲に参加し、バンドサウンドに奥行きをもたらしています。

参加ミュージシャン

• - Janne Da Arc

- yasu：Vocal
- you：Guitar
- ka-yu：Bass
- kiyo：Keyboards
- shuji：Drums

タイアップ

• - TBS系列バラエティ番組『月極ワンダフル』2001年8月度テーマ曲 (#1)

収録アルバム

• - GAIA (#1)
• - ANOTHER SINGLES (#2)
• - SINGLES (#1)
• - Janne Da Arc MAJOR DEBUT 10th ANNIVERSARY COMPLETE BOX (#1)

「seed」は、Janne Da Arcのキャリアにおいて、新たな展開を予感させる重要な作品です。恋愛をテーマにした3部作の始まりとして、その後の音楽活動にも大きな影響を与えました。また、岡野ハジメ氏との共同プロデュースによって、音楽的な幅が広がった点も特筆すべきでしょう。

このシングルは、Janne Da Arcの音楽性をより深く理解する上で欠かせない作品であり、ファンだけでなく、幅広い音楽ファンにもおすすめできる一曲です。出会いをテーマにした「seed」は、聴く人の心に響く普遍的な魅力を持っています。

もう一度検索