SoftBank 814SH

ソフトバンク814SH / 815SH について

ソフトバンク814SHと815SHは、シャープが開発しソフトバンクモバイルから販売されたW-CDMA通信方式に対応した携帯電話端末です。2007年7月に発売され、高精細なVGA液晶を搭載している点が特徴です。両機種は、それぞれ810SHと811SHの後継モデルとして位置づけられています。本稿では、両機種の機能、デザイン、仕様について詳しく解説します。

主な機能とサービス

両機種には、以下の様な共通の機能とサービスが搭載されています。

ミュージックプレイヤー: 音楽ファイルを再生できます。
Bluetooth: 他のBluetooth対応機器とのワイヤレス接続が可能です。
マイ絵文字: オリジナルの絵文字を作成・利用できます。
フィーリングメール: 感情を表現する特殊なメールを作成できます。
カスタムスクリーン: 画面のカスタマイズが可能です。
バイリンガル: 日本語と英語の表示に対応しています。
デルモジ表示: 絵文字を大きく表示できます。
QRコード読み取り・作成: QRコードの読み取りと作成が可能です。
赤外線通信（IrDA): 赤外線通信に対応しています。
ドキュメントビューア: WordやExcelなどのドキュメントファイルを閲覧できます。
シンプルモード: メニュー表示をシンプルに変更できます。
顔認証機能: 顔認証によるロック解除が可能です。

これらの機能に加えて、付属品として電池パック（SHBBB1）、急速充電器（SHCAA1）、ユーティリティソフトウェア（試供品）が同梱されています。

特徴

814SHと815SHは、基本的な仕様や機能は共通です。両機種とも、VGA液晶は前モデルである810SHと811SHと比較して、約1.6倍の明るさとコントラストを実現しています。外装はメタリック仕上げが施されており、デザイン面で差別化が図られています。

814SH: 女性を意識した「グリッターメイクデザイン」を採用しています。
815SH: 男性を意識した「ストロングメタルデザイン」を採用しています。

外装の金属皮膜は、使用開始後数ヶ月で筋状に剥がれ始めることがあります。その場合、外装は亀甲模様のような独特の見た目になる場合があります。

関連情報

ソフトバンクモバイルの端末一覧: ソフトバンクモバイルが提供するその他の携帯端末に関する情報です。
外部リンク: 各機種の製品情報や過去のアーカイブへのリンクです。

ソフトバンクモバイル 814SH製品情報
シャープ 814SH製品情報 - ウェイバックマシン
ソフトバンクモバイル 815SH製品情報
シャープ 815SH製品情報 - ウェイバックマシン

まとめ

ソフトバンク814SHと815SHは、高機能なVGA液晶と、それぞれ異なるデザインコンセプトを持つ魅力的な携帯電話端末でした。発売から時間が経過していますが、当時の技術やデザインを知る上で、興味深い製品であると言えるでしょう。

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