SoftBank X04HT

SoftBank X04HTは、ソフトバンクモバイルが2008年11月8日に発売したスマートフォンです。開発は台湾のHTCが行い、OSにはWindows Mobile 6.1 Professional 日本語版が採用されています。この端末は、HTC Touch Diamondのソフトバンク向けモデルとして位置づけられています。

主な機能と特徴

Windows Mobile 6.1 Professional 日本語版: 当時最新のWindows Mobile OSを搭載し、ビジネスシーンでも活用できる機能が充実していました。
TouchFLO3D: HTC独自のユーザーインターフェースであるTouchFLO3Dを搭載。Today画面上で、天気予報、メール、電話帳などの情報を3Dで表示し、直感的でスタイリッシュな操作感を実現しています。
Windows Live サービス: Windows Live メールやメッセンジャーがプリインストールされており、Microsoftの各種オンラインサービスをすぐに利用できました。
マルチメディア機能: AMR, AAC, HE-AAC, WAV, WMA, WMV, MP3といった幅広いオーディオ・ビデオフォーマットに対応しており、YouTubeの再生も可能でした。
デザイン: 背面のバッテリーカバーにはダイアモンドカットが施され、iPhoneを意識したスタイリッシュなデザインが特徴です。
高速通信: HSDPA 3.6Mbpsに対応し、当時としては高速なデータ通信が可能でした。
加速度センサー: 本体内部には加速度センサーが搭載されており、端末の傾きに合わせて画面表示が自動で回転します。

その他

SoftBank X04HTは、ソフトバンクモバイル向け端末としては初めて「Windows Mobile 6.1 Professional」を搭載したモデルです。また、海外モデルのHTC Touch Diamondをベースに日本市場向けにカスタマイズされており、細部にわたって日本市場のニーズに対応した端末と言えます。

関連機種

SoftBank Xシリーズの他の機種としては、X01HT, X02HT, X03HT, X05HTなどが挙げられます。また、同機種をベースにしたモデルとして、NTTドコモ向けのHT-02A、イー・モバイル向けのS21HTがあります。さらに、プリモバイルセット9号機として2011年11月4日からプリモバイルでも提供されました。スマートフォンがセット機として登場したのはこのモデルが初です。

外部リンク

ソフトバンクモバイル SoftBank X04HT
* HTC Nippon SoftBank X04HT

SoftBank X04HTは、当時の最新技術と洗練されたデザインを兼ね備えた、先進的なスマートフォンでした。

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