Super NEWS U

Super NEWS U

北海道文化放送（UHB）で平日の夕方に放送されたニュースワイド番組、『Super NEWS U』（スーパーニュース ユー）。この番組は、2014年3月31日から2015年3月27日までの1年間、生放送形式で北海道の視聴者に向けて最新のニュースや情報を届けました。

番組誕生の背景とコンセプト

『Super NEWS U』は、それまで放送されていた『uhb Super NEWS』の放送枠を拡大し、番組内容や構成を大幅に刷新する形で新たに立ち上げられました。番組が掲げた理念は「どこよりも早く、確度が高く、役立つ北海道ニュース」。このコンセプトに基づき、情報の速報性、正確性、そして地域住民の日常生活に役立つ情報の提供を重視した番組作りが進められました。

番組を彩った出演者たち

日々のニュースや情報を伝えるため、多くのキャスターやレポーターが番組に携わりました。

メインキャスター: 番組の中心としてニュースを伝えたのは、UHB報道制作局記者の中川尚と、フリーアナウンサーの新崎真倫です。二人が日替わりではなく固定でメインを務めました。
サブキャスター: 番組進行の補助やニュース読みなどを担当したのは、UHBアナウンサーの宇野章午と吉田雅英でした。
お天気キャスター: 北海道の空模様や気象情報を詳しく伝えたのは、気象予報士・防災士の菅井貴子です。番組内の天気コーナーとして、17時台には「スカイぱれっと」、18時台には「ISHIYA天気情報」がありました。
スポーツキャスター: スポーツコーナーを担当したのは、当時のUHBアナウンサーだった中野涼子（月曜から水曜）と、UHBアナウンサーの中村剛大（木曜・金曜）です。17時台の「Uすぽ」、18時台の「え～る」で最新のスポーツ情報を伝えました。
フィールドキャスター／生中継: 現場からのリポートや中継を担当したのは、当時のUHBアナウンサー兼報道記者の小菅晴香、当時のUHBアナウンサーの山田英寿らです。過去には、当時のUHBアナウンサーだった丹野麻衣子も2014年12月までこの役割を担いました。
「特捜ライブU」キャスター: 番組内の特集コーナー「特捜ライブU」の進行は湯沢達矢が担当しました。
ニュース編集長: 番組全体のニュース構成や方向性を統括したのは、当時のUHB報道制作局所属で、前身番組でもメインキャスターを務めた京谷和央です。
ニュース解説キャスター: ニュースの背景や専門的な内容を解説したのは、UHB解説委員室長の高橋純二（主に金曜担当）や、同じくUHB解説委員で、かつて前身番組のメインキャスター経験もある向田陽一（主に金曜担当）でした。

番組の主なコーナー

『Super NEWS U』は、単なるニュース羅列に留まらず、様々な角度から情報を届けるため多様なコーナーを設けました。

特捜ライブU／特集: 特定のテーマを深く掘り下げる企画コーナー。
スカイぱれっと（17時台）／ISHIYA天気情報（18時台）: 詳細な気象情報コーナー。
Uすぽ（17時台）／え～る（18時台）: 北海道内のスポーツニュースやプロスポーツチームの情報などを扱うコーナー。
ローカルニュース: 北海道内の最新ニュースを伝える基幹コーナー。
生中継: 現場からの速報や臨場感あふれる映像を届けるコーナー。
ハッピーSHOT: 視聴者からの投稿写真などを紹介するコーナー。

これらのコーナーが、時間帯に合わせて適切に配置され、ワイド番組としてのボリュームと情報量を確保していました。

番組の終焉と次なる展開

『Super NEWS U』は、放送開始からちょうど1年となる2015年3月27日をもって、その役割を終えました。番組終了後、北海道文化放送はテレビ局として新たな歴史を刻むことになります。それは、1972年の開局以来初めてとなる本格的な大型情報ワイド番組『みんなのテレビ』のスタートでした。この番組は、『Super NEWS U』のような報道番組の枠を超え、生活情報、エンターテイメントなど、より広範な内容を取り扱う総合情報番組として位置づけられました。

関連する番組群

『Super NEWS U』は、フジテレビ系列の全国ニュース『FNNスーパーニュース』およびその週末版『FNNスーパーニュースWEEKEND』と連携するローカルニュース番組の系譜に位置します。また、直接の前身番組である『UHBスーパーニュース（uhb Super NEWS）』からの刷新という経緯を持ちます。さらに、UHBで同時期あるいは近接した時期に放送されていた情報・報道番組として、『U型ライブEXPRESS』（2014年9月終了）、『U型ライブ』、『uhbニュース』などとも関連が見られます。

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