TACOS NAOMI

TACOS NAOMI（タコス ナオミ）

京都府京都市に1970年5月21日生まれ。日本の音楽家、作曲家、音楽プロデューサーとして活動しており、血液型はAB型です。学歴は京都府立山城高等学校を経て英知大学（現在の聖トマス大学）を卒業しています。

音楽活動の軌跡

TACOS NAOMI氏の音楽キャリアは、1990年12月16日に地元京都で結成されたコミックロックバンド、NOISE FACTORYにキーボーディストとして参加したことから始まります。バンドはその後、メディア露出も増え、1993年4月にはKBS京都ラジオで冠番組「快感!ノイズファクトリー」が放送開始。同年には第4回BSヤングバトルに出場し、近畿ブロックでの優勝、全国大会での優秀賞獲得という実績を残しました。そして1994年12月、Ki/oon Sony Recordsよりシングル「ホタルパワー」でメジャーデビューを果たします。

バンドは1997年、学生援護会「an」のCMで篠原ともえ氏のバックバンドを務めたことをきっかけに、しのランドPUNKというユニットも結成しますが、同年12月に行われたON AIR EASTでのライブをもって、NOISE FACTORYおよびしのランドPUNKは解散しました。

フリーランスとしての多角的な活動

NOISE FACTORY解散後、1998年には一時的にSUMITOというバンドに参加しますが、約半年で脱退し、以降はフリーミュージシャンとして活動の場を広げます。この時期から、様々なアーティストのライブサポートやレコーディングへの参加、楽曲提供、編曲、サウンドプロデュースといった、いわゆる「裏方」としての活動が中心となります。

その活動範囲は非常に広く、ポップス、ロック、アイドル、アニメソング、ゲーム音楽、演歌など、ジャンルを問わず多数のアーティストと共演・協業しています。これまでにライブセッションやレコーディングに関わったアーティストは多岐にわたり、例えばaiko氏、篠原ともえ氏、鈴木亜美氏、たこやきレインボー、水木一郎氏、ビートたけし氏など、挙げれば枚挙にいとまがありません。サウンドプロデュースや楽曲提供においても、「アッコにおまかせ!」のオープニングテーマや、KONAMIの人気音楽ゲーム「Dance Dance Revolution SuperNOVA 2」への楽曲提供、椎名へきる氏のアルバム収録曲など、幅広い分野の作品を手がけています。

参加プロジェクトの変遷

NOISE FACTORY解散以降も、TACOS NAOMI氏は様々な音楽ユニットやプロジェクトに継続的に関わっています。過去にはFeNeK、大五郎、ハワイアンオールスターズ、オベッカ、鍋嶋圭一とタイムトラベラーズといったユニットに参加しており、近年ではGeeNiyZ（2016年〜）、なにわンダーたこ虹バンド（2017年〜）などで活動しています。中には、活動期間や現在の状況が公にされていないプロジェクトも含まれています。

自身の参加するユニットや、ソロ名義での作品リリースも行っていますが、その中心はやはり、数多くのアーティストのサウンドを支える屋台骨としての役割にあります。長年にわたり、表舞台のみならず、日本の音楽シーンの多様な側面において、その才能を発揮し続けている人物と言えるでしょう。

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