TBi11M

Motorola Xoom Wi-Fi TBi11M

Motorola Xoom Wi-Fi TBi11M（モトローラ ズーム ワイファイ TBi11M）は、KDDIおよび沖縄セルラー電話が提供しているWi-Fi通信専用のタブレット端末です。アメリカの企業であるモトローラ・モビリティによって開発されたこのデバイスは、製造型番としてMOT11が設定されています。

概要

Motorola Xoomは、auから初めて発売されたAndroid 3.0を搭載したタブレットです。この端末はWi-FiとBluetoothの通信方式にのみ対応しており、SIMカードスロットを備えていますが、3G通信には非対応です。なお、日本国外向けモデルのMotorola Xoomは3G通信に対応しており、さらに国外版はAndroid 4.1までのアップデートが可能です。一方、au向けモデルにおいてはAndroid 4.0までのアップデートで終了しています。

歴史

このタブレットの歴史は2011年に始まります。2011年2月28日にKDDIとモトローラ・モビリティから公式に発表され、同年4月8日には発売されました。さらに、発売後まもなくして2011年6月21日にAndroid 3.1およびmicroSDカード対応のアップデートが行われました。その後、2011年12月15日にはAndroid 3.2へのアップデートが開始され、2012年5月23日にはAndroid 4.0.3へのアップデートが提供されました。

Android 4.0.3へのアップデートについて

Android 4.0.3へのアップデートにより、新たな機能やアプリケーションが追加されましたが、いくつかの機能が削除されることもありました。特に、Flash Playerの使用ができなくなり、これに伴いFlashを利用したウェブサイトの閲覧が不可となります。また、Movie Studioアプリも削除されました。

主な機能追加

今回のアップデートにより、ロック解除画面が改善され、より直感的に「カメラ」「ブラウザ」「ギャラリー」へ直接アクセスできるようになりました。さらに、フォルダの作成も以前より簡単になり、データ転送量を確認する機能も新たに追加されています。以下も新しいアプリとして追加されました：

• - au Market（6月下旬以降に利用可能）
• - auスマートパス（同上）
• - au Wi-Fi接続ツール
• - Play ムービーアプリ
• - MOTOLOUNGEアプリ

関連項目

このタブレットの後継機種としてMotorola Xoom 2があります。また、同様のタブレットとしてL-06C（Optimus Pad）もあります。

外部リンク

• - MOTOROLA XOOM] [Wi-Fi TBi11M | デジタル通信ライフ機器 | au
• - MOTOROLA XOOM モトローラ・モビリティ

Motorola Xoom Wi-Fi TBi11Mは、特にWi-Fi専用の使いやすいタブレットであり、Androidの進化にも密接に関わる製品として、多くのユーザーに支持されてきました。今後のさらなる技術の進歩に期待が寄せられています。

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