THE ALFEE SINGLE HISTORY VOL.II 1983-1986

『THE ALFEE|THE_ALFEE SINGLE HISTORY VOL.II 1983-1986』の概要

1994年11月20日にリリースされたアルフィーのベストアルバム『THE ALFEE|THE_ALFEE SINGLE HISTORY VOL.II 1983-1986』は、彼らの音楽キャリアにおける重要なマイルストーンです。この作品は、1979年のポニーキャニオンへの移籍から1994年までに発表された40枚のシングルの表題曲とカップリング曲を、リリースの順序に従って収めたものです。アルフィーは、この年にデビュー20周年を迎え、それを祝う意味でもこのアルバムのリリースが実現しました。

本作はシリーズの第2弾であり、タイトルには「THE ALFEE|THE_ALFEE」というアルファベット表記が使用されている一方、片仮名表記は冠詞が付いていないのが特徴的です。加えて、初回生産分には、収録された10枚のシングルのレコードジャケットカードが特典として同梱されていました。

収録曲の紹介

アルバムは2枚組で構成されており、全曲の作詞と作曲は主に高見沢俊彦が手掛けています。各曲は、アルフィー自身や井上鑑との共同編曲によって仕上げられています。

DISC.1

最初のディスクには、以下の楽曲が収録されています：

• - 暁のパラダイス・ロード: イントロから引き込まれるようなメロディと、高見沢の歌声が印象的な曲。
• - 祈り: 深いメッセージ性を持つバラードで、聴く人の心を打つ。
• - メリーアン: 若者たちの心を躍らせるポップなナンバー。
• - 星空のディスタンス: 高橋研との作詞による、夢見るような歌詞が特徴の楽曲。
• - DOWNTOWN STREET: シンプルなビートと印象的なメロディが魅力。
• - 愛の鼓動: 恋愛の喜びと切なさを表現した、情熱的な一曲。
• - 他の楽曲も、それぞれが独自のストーリーを持ち、聴く人を飽きさせません。

DISC.2

次のディスクでは、より多様な音楽スタイルが楽しめます：

• - シンデレラは眠れない: 有名な物語をベースにした、幻想的な曲調の作品。
• - 霧のソフィア: 幻想的でありながらも、どこか哀愁を帯びたメロディ。
• - SWEAT&TEARS: 力強いメッセージが感じられる、高揚感溢れるトラック。
• - DAYS GONE BY: Linda Hennrickによる訳詞が功をなす、心に残る名曲。

全体を通して、アルフィーの音楽的な成長や、多様な表現スタイルが見て取れる内容です。この『VOL.II』は、ただの楽曲集ではなく、アルフィーが歩んできた音楽の歴史そのものを感じさせる一枚です。ファンにとっては、彼らの音楽が詰まった重要なコレクションであり、新たにアルフィーを知る人にとっても、彼らの魅力を存分に味わえる作品です。

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