THE LOST LOVE

「THE LOST LOVE」について

「THE LOST LOVE」は、日本のシンガーソングライター、角松敏生による1992年2月21日にリリースされた通算20作目のシングルです。この曲は、彼のバラード・ベスト・アルバム『TEARS BALLAD』から再度発表されたリカット・シングルであり、彼の音楽キャリアの中でも特に重要な作品の一つとされています。

シングルの特徴

シングルバージョンにはオリジナルよりも前にイントロ部分が加えられており、よりドラマティックな雰囲気が醸し出されています。このシングルは、後にリリースされたベストアルバム『1988-1993』にも収録され、多くのファンに親しまれ続けています。アルバム中のもう一曲「THE BEST OF LOVE」は、アルバム『TOUCH AND GO』からのライブバージョンであり、オリジナルとは異なる歌詞の結末が印象的です。

ジャケットデザイン

シングルのジャケットには、バラード・ベスト・アルバム『TEARS BALLAD』の初回限定仕様に封入されたポストカードと同じデザインが使用されています。このため、視覚的にもファンの心を惹きつける要素となっています。

収録曲とクレジット

本シングルには以下の楽曲が収録されています：

• - THE LOST LOVE

TBS系テレビ番組「世界・ふしぎ発見！」のエンディングテーマ。

• - THE BEST OF LOVE (LIVE VERSION)
• - THE LOST LOVE (INSTRUMENTAL VERSION)

クレジット

本シングルに収録されているすべての楽曲は、角松敏生が作詞及び編曲を手掛けています。

• - THE LOST LOVE

- ボーカル、コンピュータープログラミング、キーボード、バックグラウンドボーカル：角松敏生
- ドラムス：村上“PONTA”秀一
- パーカッション：斉藤ノブ
- アコースティックピアノ、フェンダーローズ：小林信吾
- ギター：浅野祥之
- コンピューターマニピュレーター：久保幹一郎
- ストリングス：友田GROUP

• - THE BEST OF LOVE (LIVE VERSION)

- ギター、ボーカル：角松敏生
- ドラムス：村上“PONTA”秀一
- ベース：青木智仁
- ギター：浅野祥之
- キーボード：友成好宏、そして小林信吾

- サクソフォン：春名正治
- パーカッション：田中倫明
- バックグラウンドボーカル：宮浦和美、高橋香代子

このライブバージョンは、1991年12月20日に新宿厚生年金会館で行われた公演からのもので、アルバムに収録された際には、その熱気と迫力が多くのファンに評価されました。

まとめ

「THE LOST LOVE」は、角松敏生の豊かな音楽性と彼のシンガーとしての魅力が詰まった名曲です。彼のキャリアにおいても特別な位置を占めており、今なお多くのリスナーに愛され続けています。シングルの内包する感情やメッセージは、聴く人の心に深く響くものがあり、彼の音楽に対する情熱を感じることができます。

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