THE ORIGINAL 2

『THE ORIGINAL 2 Eikichi Yazawa Best Selection』は、1993年12月8日にリリースされた矢沢永吉のベスト・アルバムです。このアルバムは、1988年に東芝EMIに移籍して以降に発表された6枚のスタジオ・アルバム、『共犯者』、『情事』、『永吉』、『Don't Wanna Stop』、『Anytime Woman』、『HEART』からの選りすぐりの楽曲で構成されています。

このアルバムの特徴の一つは、5曲目に収録されている「アゲイン」です。この曲は、シングル「SOMEBODY'S NIGHT」のカップリング曲として発表されたもので、アルバムには初めて収録されました。これにより、ファンはこれまでアルバムで聴くことのできなかった「アゲイン」を、このベストアルバムで楽しむことができるようになりました。

収録曲は、矢沢永吉自身が作曲を手掛けた楽曲を中心に構成されています。作詞家には、大津あきら、松本一起、ちあき哲也、さがらよしあき、売野雅勇、松井五郎、西岡恭蔵、松本隆など、豪華な顔ぶれが揃っています。

収録曲の具体例としては、「ニューグランドホテル」（作詞：大津あきら）、「ラスト・シーン」（作詞：大津あきら）、「夢の彼方」（作詞：松本一起）、「Let's Make Love Tonight」（作詞：ちあき哲也）、「アゲイン」（作詞：大津あきら）、「くちづけが止まらない」（作詞：さがらよしあき）、「BIG BEAT」（作詞：ちあき哲也）、「FLESH AND BLOOD」（作詞：売野雅勇）、「東京」（作詞：松井五郎）、「黄昏に捨てて」（作詞：大津あきら）、「DON'T WANNA STOP」（作詞：西岡恭蔵）、「夜間飛行」（作詞：売野雅勇）、「DIAMOND MOON」（作詞：西岡恭蔵）、「心花(ときめき)よ」（作詞：大津あきら）、「“カサノバ”と囁いて」（作詞：大津あきら）、「Anytime Woman」（作詞：松本隆）、「愛しい風」（作詞：売野雅勇）などが挙げられます。

これらの楽曲は、矢沢永吉の音楽性を多角的に示しており、彼の幅広い音楽スタイルを堪能できます。このアルバムは、彼のキャリアの中でも特に重要な時期の作品をまとめたものであり、長年のファンはもちろん、これから矢沢永吉の音楽を聴いてみようという人にとっても、非常に魅力的な一枚と言えるでしょう。

このアルバムを通じて、矢沢永吉の音楽の世界観を深く理解し、彼の魅力を再発見することができるはずです。彼の音楽に対する情熱と、時代を超えて愛される楽曲の数々を、ぜひ堪能してください。

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