THEATER (ViViDの曲)

ViViD - THEATER

「THEATER」は、日本のヴィジュアル系ロックバンドViViDがリリースした初の配信限定シングルです。前作「ANSWER」から約8ヶ月ぶりとなる本作は、ノンタイアップながらも、新たな音楽性の探求に挑んだ意欲作として注目を集めました。

楽曲について

「THEATER」は、ViViDの楽曲としては初のKO-KIが作曲を手掛けた楽曲です。原曲は1年前から存在していましたが、ViViD TOUR 2013「Just do it!」の開催前に本格的な制作が開始されました。当初のデモ音源は現在よりもテンポが遅いものでしたが、KO-KIの意向により、変拍子やユニゾンといった要素が取り入れられ、プログレッシブ・ロックの要素が色濃く反映された楽曲に仕上がっています。

歌詞は、ボーカルのSHINがネガティブな精神状態の時に書き下ろされました。この楽曲で初めて全編英語詞に挑戦しており、SHIN自身も以前から全編英語詞の楽曲制作に意欲を持っていたことが語られています。感情がストレートに伝わる英語詞と、楽曲の持つ独特な世界観が見事に融合しています。

ミュージシャン

「THEATER」の制作には、ViViDのメンバーに加え、キーボード・プログラミングで岸利至、バイオリン・ビオラでMIZが参加しています。岸利至はストリングスアレンジも担当し、楽曲に深みと奥行きを与えています。

ViViD
SHIN：Vocal
RENO：Guitar
RYOGA：Guitar
IV：Bass
KO-KI：Drums

Extra Musician
岸利至：Keyboard & Programming
MIZ：Violin & Viola

収録アルバム

「THEATER」は、以下のアルバムに収録されています。

THE PENDULUM
* ViViD THE BEST

まとめ

「THEATER」は、ViViDの新たな一面を垣間見ることができる楽曲です。初の配信限定シングルとして、バンドの音楽性の幅を広げるだけでなく、メンバーそれぞれの個性が際立つ作品となっています。プログレッシブ・ロックの要素を取り入れたサウンド、SHINによる初の全編英語詞、豪華ミュージシャンの参加など、聴きどころ満載の一曲です。

もう一度検索